私の考え方が苦しめているのでしょうか
30代シングルマザーです。いつ死ぬかわからないと思う性分なのか白黒つけないと悶々とします。そういう時お酒を飲みすぎて記憶をなくします。最近結婚を意識した男性に別れを告げられ落ち込んでいます。大変優しい方だったのですが、お互いの未来に結婚が考えられないのなら、会っている時間が無駄だと私は考え伝えました。どうしても生き急いでしまう?私の忍耐力のなさが自分を苦しめているのでしょうか。自分の悪い考え方の癖は改めていきたいと思っています。その彼には、私に長生きして欲しいし自分を大切にして、お酒の飲み過ぎはやめて欲しいと言われました。彼の事は大好きでしたが、私では彼を幸せにできないので仕方ないですが、辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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不飲酒戒
のぶさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
のぶさんは、いつ死ぬか分からないと考え何事も白黒つけないと気が済まないのですね。悶々としたときはお酒を飲み、意識がなくなってしまうことがあるのですね。
のぶさんは結婚を意識していた男性に「お酒の飲み過ぎはやめてほしい」と言われましたね。これがすべてを物語っていると思いませんか。のぶさんも心の奥底ではよく分かっていると思います。お酒に逃げてはいけないことを。
仏教では、幸せな生活をするためにしてはいけないことがあると説かれています。そのひとつが、お酒を飲み過ぎてはいけない(不飲酒戒:ふおんしゅかい)です。今から2500年前の、お釈迦さまの時代からある戒です。
のぶさんは、「明日死ぬかもしれない」という恐怖を抱えて生きています。それ故に、物事が曖昧なままでは死んでも死にきれないと思っていますね。物事に白黒が付かないと、怖くてどうしようもなくなりお酒に逃げます。結果、お酒に飲まれてしまいます。
まずは、「明日死ぬかもしれない」という思考をはずしてみませんか。
のぶさんが、朝目が覚めたら生きていることができたことに感謝してみませんか。生きているだけで幸せです。それだけで良いのではありませんか。
のぶさんが生きる目的を「死ぬかもしれない」から「生きていることが幸せ」に変えていくことができるよう祈念しております。
質問者からのお礼
ご回答いただきましてありがとうございます。心にすっと入ってきました。彼もまさにそう伝えてくれたんだと思います。自分の考え方が的外れなことに、大変気付かされました。
物事が曖昧なままでは死んでも死に切れない。まさにそうです。彼にはっきり言うよう迫ったのは私自身なんです。
生きる目的を、死ぬかもしれないから、生きていることが幸せに変えてみませんか。の有難いお言葉に救われました。大切なことに気付かされました。誠にありがとうございます。