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どう考えればプラスになるのでしょうか

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有り難し有り難し 5

何故私は巻き込まれ続けるのかがわかりません。

たまたま入ったお店にたまたま強盗が押し入り、店員を刃物で脅し、居合わせた私も人質。
たまたま前を歩いていた男性がバンに跳ねられた上に2発発砲され唯一の一部始終目撃者。
仕事帰路中、いきなりカッーターを腹部に突きつけられ脅され、たまたま巡回中のパトカーにその場を発見される。
バス待ち中にドスンと音がし後ろを振り向くとすぐ後ろに飛び降り自殺をはかった女。
早朝薄暗い中マラソンをしていたら何かをふみ、よくみると飛び降り自殺女の飛び散った脳ミソ。
他にも多々ありますし、全てが当然ながら警察をとうし済みなものばかりで、
1度警察官から、嫌みや悪い意味ではなく、単純な口からでた感情で、よく理性たもてるね💦ということを言われたこともあります。
突き付けられたカッーターや人質の類いは、自分からその道を選び、その店に入ったという不運で納得できますが、
私の場合そのほとんどが他人がたまたま飛び降りたとか、他人が目の前でたまたま事故にあうという私には不可抗力的な、災害に巻き込まれたのと同じような、引きこもるでもしない限り防ぎようのないものにやたら巻き込まれますし、面倒なのが唯一の目撃者だったり第一発見者であること。

理性たもてる理由はあまりに遭遇しすぎて馴れたのと、腹が立つから。
特に自殺者、死ぬなら外で飛び降り飛び込みや首吊りをせず、自宅で死ねよ💢赤の他人を巻き込むな💢としか思えないから。

これらを抜いたただの普通の人生の中の苦痛であるなら、親からの虐待による施設暮らしやいじめを受けたりの経験からも、必ず雨はあがり、陽はまたのぼるを信じている私には糧にできるし、試練の1つだとプラスに思える経験なのですが、
これらのものは正直不必要で、せいぜい1度の経験で十分にしかおもえない腹立たしいもの…。
しかも死ぬか身動きとれない身体になるまで雨はやまず陽はのぼらないとしか思えないもの…。

当然他人の事故や死から、残された者からも学べるものはあっても、根本的に人の抱く心は同じようなものだと既に知っている私に繰り返されてもまたかよと怒りが積もるだけなのです。

何故そうなったかを理解したり理由を知り共感した所でこうも繰り返されても私には苦痛しかのこらないのは私のあり方が間違っているから?
だとするならどう心のあり方をすべきですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人として生まれた奇跡的確率

遭遇した事件や事故は、普通はそんなに遭うことはないと云うお考えだと思いますが、長く生きていると案外あるものです。私も一歩間違えば死に直結していたということが何度かあります。一度は同乗していた車が居眠り運転によって高速道路のバンクになっている左壁を駆け上がり、時計回りに一回転して4輪バーストして自走不能になった事故に遭いました。幸い乗っていた4人とも無傷でした。
人として生まれて来る確率を計算された大学教授がおられましたが、1億円の宝くじが連続して100万回当たるくらいの確率だそうです。あなたの遭遇率も高いかも知れませんが、人として生まれるという奇跡的確率からすれば大したことはありません。
もし、まだこだわり続けていたいなら、それらを題材にして小説を書かれてはいかがでしょうか。もしかしたらベストセラーになるかも知れませんよ。

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有り難し
おきもち

鳥取市にある浄土真宗のお寺の住職です。36年間のサラリーマン生活を経て20...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
私もバンやタクシーに跳ねられたり運転中突っ込まれたりの事故もありますが、全て無傷で、
記載以上の事故や事件に巻き込まれているだけでなく、家族や身内絡みや自身の身の上でも人に言わせると壮絶な経験をしていて、
私はそれらをオープンに話すことで客観視して理性を保つようなこともしてきている為に
ある出版社の方から本を書かないかと依頼された過去もあります💦
りゅうよう様のお言葉のような、自分の置かれた立場以上の境遇的な、
世界には私程度の遭遇以上の立場の方は沢山いるんだと思うことや、異常なほど巻き込まれても私には常に離れず支えてくれる友人達に恵まれているのはすばらしい対価なのかもしれないと思うことで見つめ直しとるにたらないことだと考えることもずっとしてきましたが、

そもそもの人に産まれてという根源の思考には1度もたどり着けずきていましたので、
新たな視点に気付かせて頂けたことには心より有り難く思います。
私自身出産経験があり、たまたま夫の精子が私にはキラー精子で💧血小板減少症も煩い子供か自分かの命の選択を迫られ等もあり、出産後の我が子にも生死の危機や他色々ありましたが
結果的には全て無事にこうして生きられていますし、それだけでも凄いことだと改めて感じます。
今は脊髄小脳変性症という難病になり、その病が原因の最期の場合には、自身の最期がどんなものになるかが解ってしまっている事もあり、
その為に余計にこだわっているのかもしれないと感じました。
人としての誕生の確率…、本当にそうだと思えました。

私は今まで、過去の経験を糧にすることにこだわった為に糧にならない遭遇に必要以上にこだわったのでは?と、ふと思いました。
誕生できた奇跡を考えることで、全てがとるにたらないことに思え、心が軽くなりました。
本当にありがとうございます。

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