先日、母が急逝致しました。
自死でした。
親友のような姉妹のような、近い位置にいた
母でなんでも相談したり買い物いったり旅行行ったりしていたのでそんな存在がいなくなったのが
今でも信じきれず、本当はまだ生きてるんじゃないかと思います。
仕事の都合でなかなか家に帰れず、最後にあったのはなくなる三週間前でした。
先々の予定をたくさん立てていて、これこらたくさん色んな所に行こうと話していた矢先でした。
亡くなる当日、帰る予定だったのですが
熱が出て頭が痛く、気分が優れなかったので
別の日に帰るよと言うと、とても怒ってました。
亡くなる直前に私に電話をかけてましたが
寝込んでいた為電話に出れず、もし電話に出ていれば生きていたかもしれないのにと思うと
苦しくてたまりません。
遺書のようなメモ書きには、兼ねてより辛いと言っていた職場のイジメについて
殴り書きされていました。
話しが纏まらず申し訳ありません。
とにかく、未だに母が生きていて
来週も一緒にお出かけするもんだと言う感覚が
ずっと付き纏います。
また、どこに出かけても母の面影を感じ
一日中母のことばかり考えてしまいます。
かと思えば、母の分も幸せに生きようと思う瞬間もあります。
気持ちに波がありとてもしんどいです。
どうやって母の死に向き合い、また
自分の気持ちを落ち着けられるのかがわかりません。
どうしたら良いのでしょうか?
とても苦しいです。
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田所さんこんにちは、お母様のこと心よりお悔やみ申し上げお念仏を称えさせていただきます。今から7年前にこんなお話しを聴きました。お話しをされたのは時代劇等で活躍された俳優の長門裕之さんで1年前に亡くなられた奥様の女優南田洋子様を偲んでのお話しでした。そのお話しの締めにこう言われました「妻洋子は私を残して行ってしまいました。私はもう妻洋子の手を握ることも出来ません。(晩年南田洋子さんは認知症にかかり、手を握ることが数少ない意思の疎通の方法でした)でも妻洋子は旅立ちにあたり私に命のバトンを手渡してくれました、私は今もそのバトンを握りしめております。ですから妻洋子はどこに行ってしまったわけでもなく、今もここに私と一緒に居ます。そして私は残りの人生を妻洋子と共に生きてまいります」というお言葉でした。命のバトン(運動会のバトンリレーのバトンです)とは奥様の人生の歴史です、ご夫婦での共に生きてきた時間です、そして女優南田洋子としての築き上げてきたものです。その人生を思い出と共にご主人に命のバトンとして託され、夫の長門さんはその命のバトンを握りしめているから奥様と今もご一緒なのだと言われておられるのだその時私は観じました。お母様はあなたとご一緒に生き抜かれました、最後の時に立ち会えなかったですが、そのことはきっと意味あることでしょうがそれは決してあなたが悪いわけでもありません、もちろんお母さんに非があるわけでもありません。いまきっとお母様はあなたがそのことで苦しんでいることを申し訳なく思っていると思います。改めて申し上げます、あなたもお母様も悪くないのです。自分を責めないでください、お母様のためにも。今お母様は阿弥陀如来様のお国極楽に生まれ変わられておられます。そしてあなたの幸せを願い、あなたに感謝されておられます。今、そしてこれからあなたがお母様に出来ることは、お母様があなたに手渡したその命のバトンを握りしめながら千の風ともなり極楽から来てくださり、そばに一緒にいてくれるお母様と共に生きていく事だと思います。南無阿弥陀仏
田所 様 相談ありがとうございます。
お母様が、急逝されたこと。お悔やみ申し上げます。
悲しみの中で、お辛い状況かと存じます。
何かをして、気が紛れるなら、何かをしたいけど
すぐまた、お母さんのことが、気になる。
残念。悔しい。辛い。哀しい。もっと泣きたい
もしかしたら、何かに怒りも感じているかもしれませんね。
こんな時は、一人で抱え込まないことが、心を少し楽にさせてくれます。
田所さんの回りに、誰か、あなたの悲しみを
そっと寄り添い、聞いてくれる人が、いますか?
身内でも、友人でも、あなたの話をゆっくりと聞いてくれる人はいますか?
なんでもいい、話して、話して、安心して泣きながらも聞いてくれる人です。
ぐるぐる頭で一人で思っていても、悲しさが巡るばかりです。
言葉に出して、声に出して、話をしていくと、少し楽になります
とにかく、聞いてもらえる人に、話をしてください。
若し見つからないなら、グリーフケアを専門としている、
カウンセラー(僧侶含む)やセラピーを受けられることをお薦めします。
しっかりと田所さんの悲しみを受け止めてもらえれば
かなり心が楽になってくると思います。
また、
自死遺族の会などに出向くのも、良いと思います。
死別の悲しみは、一人一人違います。
それは、生きてきた過程が、一人一人違うのと同じで、
その人の周りの人の感情も一人一人違うのです。
ですから、丁寧に聴いてもらって、寄り添ってもらい
一人一人違う悲しみを、分かち合うことで癒されていくのです。
どうか、一人で抱え込まないで、まずは聴いてもらえるところへ、
行動を起こしてみて下さい。
田所さんが、癒されて、自然と笑顔がだせるように、
お母様のご冥福をお祈りいたしますとともに
応援いたしております。 合掌礼
拝読させて頂きました。心よりお母様のご冥福をお祈り申し上げます。お母様が速やかに仏様のお導きを受けて仏様のもとに生まれて心から安心なさって頂きますようにとお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
お母様は間違いなく仏様のもとにお生まれなさって心から安らかになられます。そして仏様から教えて頂きご成仏なさいます。
悲しみは尽きないでしょう、後悔は尽きないでしょうがどうかお母様を心を込めてご供養なさってくださいね。お母様とのご縁はこれからも永遠に続くのです。そしてあなたや皆さんをこれからもずっとお見守りなさってくださいます。
あなたはこれからもお母様と共にあるのです。
いつの日にかあなたがその生命を全うなさる時が参ります。その時には必ずや仏様のもとにてお母様に再会なさることでしょう。そして再会の喜びを分かち合うことでしょう。
それまであなたはどうか合間合間にお母様を思いながらもしっかりと生き抜いてくださいね!
もしもあなたがその思いが募り辛い時にはまたぜひお話を聞かせてくださいね。あなたをいつでもあなたをお待ちしていますね。
また私ども僧侶で毎月第4木曜日の午前10時半から東京都の築地本願寺にて開いています自死遺族の分かち合いの集い「いのちの集い」等にも宜しければご参加なさってくださいね。
http://www.bouzsanga.org/share.html
おそらくは同様の分かち合いの集いや会が全国各地でございます。あなたが直接ご自分の思いをお伝えなさりたい時にはご参加頂いても良いと思います。
どうかあなたの素直なお気持ちを仏様にお話しなさってくださいね。必ずや仏様はあなたの思いを全て受け入れてくださいます。
あなたがこれからの毎日をお母様に見守られながらお母様と共にあり、心から健やかに生きて頂きますようにと切に仏様やあなたのご先祖様そして何よりお母様にお祈りさせて頂きます。
あなたは決して独りではありませんからね。