祖母が自殺しました回答受付中
祖母が昨日自殺しました。
今年のゴールデンウィークに1年ぶりに実家に帰って大きくなったひ孫を見せて喜ばせようとした矢先でした。
祖父が昨年の今頃老衰でなくなり、その翌年のことでなぜそうなったのかよくわかりません。
祖父は50代の時に脳梗塞を患い、それ以降ずっと祖母が介護をしていました。
その祖父がいなくなり、楽できるといっていた祖母がなぜ自殺の選択を選んだのかよくわからないです。
私にとって祖母は家に帰れば、「おかえり」「よく帰ってきたな」と笑顔を迎えてくれる人でした。
しかし母からにとっては嫌な祖母だったらしく、「腐れ嫁」「気が利かないやつだな」と言われていたそうです。
なので年を重ねるごとに私は母の味方をするようになり、少しずつ距離を置くようになりました。
私がもっと遊びに行っていれば自殺の道を選ばなかったのではと思ってしまいます。
私には優しい、温かい人だった。
でも母からは厳しく、嫌な人だった。
弟も同じように距離をおき、むしろ嫌っていました。
父も怒鳴って、あれはするな、これはするなという場面がありました。
なので祖父の世話をすることがなくなり、なにもすることがなくなったのかもしれません。
足腰も悪く、好きだった野菜作りや料理もできなくなり、母や父からはなにもさせてもらえず、自己嫌悪になっていったのかなと思ってしまいます。
私がもっと味方になってあげていれば祖母は死ななかったのではと思ってしまいます。
私はどうすればよかったのでしょうか?
母と父と祖母の味方をするにはどうしたらよかったのでしょうか?
お坊さんからの回答 1件
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ご自分を責めてないで。
ご相談読ませていただきました。大切な祖母様を亡くされ、さらに「どうしてだったのか」「自分にもっとできたことがあったのでは」と悩まれるお気持ち、その深い悲しみに心から寄り添わせていただきます。
祖母様が大切な存在だったからこそ、もっと会いに行ったり、味方になれたのではと悔やまれるのだと思います。ですが、どうか忘れないでください。祖母様が亡くなられた背景に何があったのか、それを全て理解することは難しく、またその選択があなたに責任があったわけではありません。祖母様がこれまでの人生で様々な孤独や葛藤を抱え、選ばれた道が心を苦しめるとしても、それはあなた自身を責める理由にはなりません。
祖母様が介護を続けた果てに感じた虚しさ、安心とともに日々の意義を見失ったかもしれない心の変化。周囲との距離や体の不自由さも、祖母様を追いつめたのかもしれません。それらをすべて理解し対処するのは、ひとりの人間にはとても難しいことです。あなたはご自身の立場で、祖母様にできる限りの思いを注いで来られました。その優しさはきっと届いていたはずです。
「どうすればよかったのか」という問いを持ちながら悩むお気持ちは、祖母様への深い愛情と誠実さから来ています。しかし、その時の家庭の状況や家族関係を考えると、全てを変えることは簡単ではありません。また、母や父、弟、それぞれが抱えてきた立場や感情があったことを受け止めることも大切です。家族は時に難しいものですが、その中で精一杯向き合ってきた自分を否定する必要はありません。
大切なのは、祖母様との温かい記憶を大切に抱えつつ、今日の気持ちをこれからの家族関係や自分の在り方へと少しずつ繋げていくことです。悔いや悲しみは消えないかもしれませんが、祖母様の存在とあなたの思い出は確かにあなたを支える一部となり、これからの歩みに価値を与えてくれるはずです。
どうか、今の悲しみや悩みを丁寧に抱えながらも、自分を責めたり、無理に答えを見つけようとせず、少しずつ未来へ進んでください。祖母様があなたに残した「おかえり」という温かさを胸に、ゆっくりと日々を歩んで行かれることを心からお祈りしています。