整形顔
20代の前半に、美容整形をしました。
整形をして、モテようとかではなく、心を病んでいました。何度も挑戦した希望する大学に入れず、昔からの友達にはバカにされてると思い(実際にバカにされた事もあります)、入学した大学では1人も友達が出来ず、バイト先に好きな人が出来たのですが、身体の関係だけになってしまい、辛い辛い日々でした。
死にたくて仕方なくて、死ぬくらいなら整形をしようと思い、誰にも相談せずに目を二重にしました。
結果は、不自然な顔になりました。お化粧を濃いめにしないと、整形だとバレます。昔からの友達とは、会わなくなりました。
あまり美容に関心のない男性は、気付かないので「目がかわいい」など、褒められることもありますが、女性は目ざとく、陰口のように色んな場所で、話題にされました。わざと、私に美容整形の話題を出して、私がどんな反応をするか、試された事もあります。好奇な目で見られる事もあります。
私は明るく「整形したよ」と振る舞えば良いのでしょうが、どうも整形した時の辛い日々を思い出して、明るく出来ません。人の目を見てしゃべるのが苦手になってしまいました。
現在、結婚して娘が生まれました。娘は私に似て、重い一重まぶたです。
これから、成長していくにつれ、「私も整形したい」と言われたらどうしよう、と思っています。私にとって娘は、かわいくてかわいくて仕方ない、のですが、「これから容姿の事で悩むに違いない」、という気持ち、自分が親になり、初めて感じた「整形して、親に申し訳なかった」という気持ち、そして、今でも好奇な目で見られ、人と接するのが苦手な自分、と、モヤモヤしています。
私はこれからどのような心構えで生きていけば良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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楽しく笑顔で
ちょっと極端な話をします。
災害が起きた時、生きるか死ぬか、知り合いだろうがそうでなかろうが協力して行きていかなければならなくなった時、あなたにとって大切なことは見た目ですか?化粧してるとかどうとかきっとそんなことおかまいなしに生活するでしょう。本来、見た目なんて大した問題ではないのです。
整形したことは事実として、今はもう済んだ話。今のあなたの様子があなたです。
過去のあなたはもういません。
わたしも、10年前とは違い中年体型になり白髪混じりで髪は薄くなり、もう過去には戻れません。真実は今の様子しかないのです。過去と比べることも必要ない。今の自分しかないのです。頭はハゲようと、国会議員が「このハゲ〜」と叫ぼうと、ハゲることの価値観は人間が決めたもの、作りごとです。真実は違います。そんなところを人として評価するに値しません。
お子さんのことを心配するならまずあなたが今の自分を受け入れ、堂々と楽しく過ごすこと。そして見た目でどうだこうだという価値観を子供に植え付けないことです。
楽しく行きましょう。笑顔で生きましょう。
お化粧やピアスの一種。隠すから辛くなる。
実際に整形したんだから、隠す必要はないと思います。
一度カミングアウトしてしまえば、どうってことないでしょう。
「二重にしようとして失敗しちゃった」と笑って言えば済む話です。
恐がっているのはあなただけ。
二重にしたことより、それを隠していることの方が恥ずかしいでしょう。
なお、モンゴロイドに多い一重まぶたは、私達の先祖が寒い地域で暮らしていたため、寒さから眼を守るために進化したのではないでしょうか。
だから、欠点ではないのです。