新興宗教信者の彼女とその子供にたいして
出会ってから一年になる同い年の彼女が某新興宗教の信者でした。僕自身が宗教に疎かったのと新興宗教に偏見がありましたから、良い機会だと思いその新興宗教の事を書籍やネット等で調べてみましたが、どうもお金が目当てなだけの宗教としか思えないのです。
彼女は10才からこの宗教の信者だったためか、かなり熱心に信仰しているようで、月に数回お清め所という所に出向いて、自分自身やお薬等を清めている(心の病を抱えているため)とのこと。
加えて昨年産まれてきた子供に、10才になったら入信してもらうとも言っていました。
僕としては10才というまだ考え方が未熟な時期に新興宗教に触れさせたくないのです。それが子供の可能性を奪う結果になってしまったり、虐めの原因になったりしては可哀想ですし、その宗教に染まってしまった後では都合よく引き返すことがとても難しいと思うからです。
子供の事に触れましたが、様々な事情があり実をいえば僕とは血の繋がりはありません。
血の繋がりもなく、彼女と籍も入れてない立場からどこまで口を出していいのか戸惑ってしまいますし、強く主張しすぎて彼女の心の病に障ることがとても怖いのです。
しかし、こういった問題をクリアしない限り結婚したあとで必ず後悔するとも思っています。
なんだか漠然とした内容になってしまいましたが、僕はこの先どういう風に彼女と子供と関わって行けば良いのか、あるいは自分の主張を変えた方が良いのか教えて欲しいのです。
分かりにくい文章ですが、見てくださった方々からの意見を聞かせて欲しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
別れた方が良いと思います。
まずその当時からどハマりしている方は、完全なマインドコントロール下にあります。
正しい思考ができないのです。
あなたを愛していて、あなたの為ならシューキョーやめます!くらいならばOKでしょう。
ところが、おそらくあなたより、シューキョーを選びます。
そうしたら話にならないので交際するのはやめるか、長い目で見るか、です。
新興宗教と仏教との違いはそこです。
仏教は入ろうがやめようが自由。会員制でも何でもない。
拘束もゼロ。これじゃなきゃいかんという怪しいクレイジーな発想ではありません。
一度、天秤にかけてもらった方が良いでしょう。
「自分と宗教、どっちを選ぶか。」
本人たちはそれで救われている感があるのでしょうからそっとしておくのも愛です。
あなたはあなたで理知的な人との交際をすればよいと思います。
残酷なようですが、彼女は可哀想な人です。
自分の「意志」を奪われてしまったのですから。
そしてお金もどんどん奪われていくでしょう。
たとえば本当に占いを信じている人は、いくらかけてもOKという人がいます。
信じられないことですが、真実なのです。
あなたがどうしても彼女の事を愛しているのなら、脱会、脱洗脳の方法を学んで、半年を区切りに働きかけてみてはいかがでしょうか。
そんなにお金をかけなくても本質的に同じことを言っている所はワンサカあります。
強い覚悟をお持ちなら
かからない方がよい、というのは確かに最良の方法かもしれません。それが出来なくて強い決心と忍耐力がおありでも、一人では、また素人が複数いても解決は困難です。
もし、なんとかしてみようとお思いでしたら、
日本脱カルト協会
http://www.jscpr.org/advise.htm
および上記を紹介している
http://homepage1.nifty.com/kito/syuukyouhigai.link.htm
のなかからこれと思われるサイトから相談メールや電話などをなさっては如何でしょう。
話はかわりますが、私の知人で、ある新興宗教か脱会しようとしたが、一人ではやめられなかった。そこで、キリスト教の牧師さんに助けを求めた。牧師さんが尽力してくれて脱会することができたという経験をお持ちの方がおられます。この人の場合、自らその教団の金集め体質に疑問を抱き脱会する意思をお持ちになったのですから、ケースとしては異なるかもしれません。しかし、マインドコントロールを解く、教団から脱会する、等が個人の力では困難だということを教えてくれる事例かと思い、申してみました。
ともかくもマインドコントロールは簡単には解けないと思いますので、別れてしまわれるか、覚悟を決めて協力者の助力を仰ぎながら長い時間をかけて解決するかだと思います。
質問者からのお礼
お二方とも本当にありがとうございます!
心の奥にあって目をそらしていた心情を代わりに語ってくれたような痛快なお答えに感謝していますし、今の僕にとって大変有益なサイトを教えてくれて嬉しいです!
これからマインドコントロールの解き方など様々学んで、全力で彼女と子供を救うために働きかけてみます。
恐らく、彼女と子供を救う過程で疲れてしまうこともこの先必ずあります。そのときはまたお話を聞いてくださると嬉しく思います。