自死した息子
前回は心のこもったご回答ありがとうございますます。また度々の質問、申し訳ありません。
息子の自死の後、私は心療内科に通っています。
お医者様には私は躁鬱の性質をもともと持っていて、おそらく息子も、同じ性質であったのだろうと、カウンセリングでいわれました。
お医者様には、今はとにかく頑張らないで、ゆっくり休みましょうと言われました。
でも、心の中で息子に頑張ろうと言っていた自分が、休む事に罪悪感があり、なんで自分は頑張りすぎないで、ゆっくりいこうと言ってあげられなかったのだろうと、後悔でいっぱいです。
今、息子はゆっくり幸せになれているでしょうか?
毎日その事が心配です。
毎朝御線香とお水お花の水かえ写経、息子が好きだった料理を作った時にはそなえています。
息子が幸せになるためには、後何ができるでしょうか?
教えて頂けるとありがたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
息子さんに想いを伝えてください
ダメ母さんこんにちは、改めて息子さんのご冥福を祈らせていただきます。前回のご質問でazuma上人がお話しされたように息子さんは阿弥陀様のお国極楽浄土に生まれ変わられ居られます。そしてお母様のことを心配され見守られておられます。あなた様も息子さんの幸せを願われおられますよね。生きておられた頃の息子さんの幸せだけでなく、現在のまたこれからの息子さんの幸せを願われておられますよね。それならばその想いを息子さんのお位牌に向かって、息子さんを心に浮かべながらその想いを伝えてください。幾度でも伝えてください。自ずと答えは見つかると思います。改めてあなた達親子さんのお幸せを祈らせていただきます。南無阿弥陀仏
追伸 人の世に生きるあなたと仏さまの国に生きる息子さんの心と心はお互いが相手のこれからの幸せを願い合う想いにて繋がって行きます。ですから息子さんは人の世にて生きるあなたの幸せを願われておられます。そして繋がっていればこそその想いは必ず届くものです。どうぞその想いを、息子さんのこれからの幸せを願う想いを伝えてあげてください。
「日にち薬」しかありません。とにかく、生き続けましょう。
本当にお辛いことですね・・・。
❝人間の八苦の中の父母妻子との愛別離苦(あいべつりく=愛する者との別れ)、是もっとも切なり❞と古人も言っておられます。特に、愛する我が子との別れはどんな形であれ、これ以上悲しいことは有りません。あなたも、いくら泣き明かした事でしょう・・・。
小生もお医者様のおっしゃるように、まずはご自分のお身体を考え、ゆっくり休んで下さい。
息子さんは極楽浄土に生れ、仏様となり「お母さん、僕のために辛い思いをさせてごめんね」と言っていますよ。息子さんのためにも、少しずつでいいですから、立ち直って下さい。
〈毎朝御線香とお水お花の水かえ写経、息子が好きだった料理を作った時にはそなえています〉・・・これで十分です。
昔から「日にち薬」という言い方があります。時が経つしか、心が休まる方法はありません。
小生も、息子さんと同じ様にあなたがお元気になられることを祈っております。合掌 南旡阿弥陀仏
これからも息子さんと共に
拝読させて頂きました。
あなたがご供養なさっておられるその思いや行いは仏様や仏様のもとにいらしゃる息子さんに必ず届いておられます。
そして息子さんは心から安らかに安心なさって幸せにあなたを想いお見守りなさっておられます。
これからもどうか真心こめて息子さんへの想いを捧げてご供養なさってください。
いついかなるときの息子さんはあなたの心に寄り添ってくださっています。
悲しみや苦しみや後悔の念があなたの心を襲ってくるでしょう、それをあなたはそのまま仏様や息子さんに手を合わせてお伝えなさってください。
あなたの思いは全て仏様がお受け止めなさってくださいますからね。
どうか安心してお伝えなさってくださいね。
またもしもあなたが直接その思いをお話しなさりたい時には私達僧侶がお話しお伺いさせて頂きたいと存じます。
もしもご都合つきましたら毎月第4木曜日午前10時半より東京都中央区築地の本願寺様にて自死遺族の分かち合いの会「いのちの集い」を開いております。今月は7月27日を予定しております。私も参加する予定です。
http://www.bouzsanga.org/share.html
もし宜しければどうぞご参加くださいね。特に予約等必要ございませんし、参加は無料です。
いつでもあなたをお待ち申し上げております。
どうかお心を穏やかにそして安らかになさり仏様にお向き合いなさりご供養なさってください。
あなたの心は仏様が必ずお受入れなさってくださいます。
そしてあなたの心は必ず休まりそして癒されて参ります。
そして素直なお気持ちで息子さんにお向き合いなさることができるでしょう。
その時あなたの心には必ず息子さんのお気持ちやお声が聞こえてくるでしょう。
これからの未来もどうか息子さんと共に心安らかに健やかにお過ごしなさってくださいね。
あなたの未来がいつも息子さんと共に安らかであります様心から仏様にお祈り申し上げます。