どうしたら楽しみを見つけることができますか?
最近、心の底から楽しいと思えることがなくて困っています。
自分の感性が枯れてしまったのかもしれない、もう二度と心躍る体験に出会えることはないのかもしれない、と考えると恐怖すら覚えます。
どうしたら再び楽しいと思えるようになるでしょうか。
両親からは他の子と比較され「お前はだめな人間だ」と言われて育ち 学校ではいじめにあい、逃げ場を探して苦しんで苦しんで 「死にたい」が口癖の哀れな大人になりました。
誰からも必要とされず、未来に希望も見出せない。 満員電車に揺られながら、毎日が苦しいだけ。 死ぬ理由に勝る生きている理由がない。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
めまぐるしく目移りさせられてないですか?
「心の底から楽しいと思えること」って、「興味・関心を寄せていること」と解釈しても良いですか?
であるならば。
物事をゆっくり…つまり、時間をかけて見る事を心がけては如何でしょうか。何でも、いま我々が接している情報量って、人間の頭が処理できる量をかなりオーバーしてるんですってね。特にネットでは広告の洪水。そのため、「ほとんどの"見たもの"をスルーする、チラ見だけにする」という習慣ができているような気がします。見直すとか、じっくり観察するとか、やらない。このhasunohaには渾身の問答がたくさん載っていると思いますけれど、クリック一つで次の問い。「二つ前にどんな問答だったか?」なんて忘れちゃってませんか?
それじゃ「これ、面白い!」に気づくはずもないです。「自分なりの素朴な疑問を持つ」ことが「面白い!」に繋がるんですから。
ですから、色んな物事をじっくり味わう・思い出す練習をしてみては如何ですか?具体的には、まず問いだけ読んで「自分だったらこう答えるかな…」という回答を用意してみて、それから「お坊さんの回答」を読む。同じ一つの問答を、より深く自分のものにするためのコツだと思いますよ。