ワクワクしたり、欲がなくなりつまらない
いつもありがとうございます。
私は45歳になる女性です。
最近、ワクワクする事もなく欲もなくなり何だかつまらない毎日です。
昔は、どこどこに旅行に行きたい!温泉に行きたい!これをしたい、あれをしたい!と色々と行きたい所や、やりたい事がありました。また、洋服が大好きでウィンドウショッピングも大好きで買い物が大好きでしたが洋服を見てもワクワクしません。
趣味や夢中になれるモノがある人が羨ましいです。
夢中になれるモノを探そうと色々とアンテナを張り巡らせますが、これも慣れたらつまらなくなるのかなと思うとやる気が起きません。こんな感じでつまらない人生のまま歳を取るのかなと思うとゾッとします。
既婚ですが、子供はいないので、子供のために頑張ることもありません…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を知る道
それならお寺に通ってみては?
自分とは何かをはっきりさせる道、仏道に生きるというのが良いと思います。
坐禅したり、写経したり、法話を聞いて、そこで学んだことを実生活に落とし込み実践する。その中で悟りということを一つの目標としつつ、慈悲の生き様で幸せについて考えてみる。追求してみる必要があります。
時間があるなら死ぬ前に仏となり救われたいと思いませんか。
では、死を考えながら生きませんか?
十九世紀か二十世紀にフランスの哲学者?か誰かが「メメント・モリ(死を思え)」と言って有名になったようですが、仏教でも最初から死を心にいつも入れて行動しなさい=生きなさいと勧めています。いつでも、今この瞬間に死ぬかもしれないので、ということです。
朝起きてまだこの世だったら、「今日は生きていた。今日限りの命かもしれないので悔いのないように生きよう」。夜寝るときは「このまま目覚めず、あるいは何かに生まれ変わるかもしれないので、今日一日を感謝して寝よう」。起きてから寝るまでの一日の行動は、それが一生涯であるかのように、勿体なくだらしなく過ごさないように、休憩はきちんと取りながら、生き生きと、当たり前の日常を送ってみる。最後の一日かもしれないのだから。
つまらなくても楽しくても、この人生の最後の時は、誰にでもいつか必ず来ます。その、死ぬ時までをどう生きるかと、死ぬことを先に計算すると、見方が変わって面白いかもしれません。
たとえばスマナサーラ長老の『成功者は死を認める』という冊子が宗教法人日本テーラワーダ仏教協会から発行されています。無料で入手できると思います。