息子の死
はじめてお話させて頂きます
昨年の夏に二十歳の息子が事故で亡くなりました。
先日は一周忌と新盆の弔いを行いました。
現在の私は
息子の位牌や墓前では
息子が悲しまないように、心配しないように
笑顔でいることに努めています。
ですが、頭では理解していても
心は現実を受け止めきれていません。
休日は1日中涙が止まらない日もあります。
息子の事故当時一緒にいた友人達は
月に一度は家に来てくれて、他愛も無い話をして
帰っていきます。
息子を忘れないでいてくれることが
とてもありがたく思えます。
その友人達や、私の会社の人、親戚以外で
息子の事故を知っている人には会いたくありません。
優しい言葉を頂いても、現実を突きつけられているようで
悲しくなります。
息子は、なぜ死ななければならなかったのでしょうか?
息子に会いたいです。
ただただ、息子に会いたいです。
この場でお話するのは間違いなのでしょうが・・・
私は、死後の世界もその類の話も信じてます。
なので自殺をすると、息子と同じところに行けないと
思っているので自殺も出来ません。
今はただ、自分の寿命が尽きて
息子の所に行けるのを待つのみです。
優しい言葉も、明るい未来も要りません。
今でも、明日にでも息子に会いたいです。
皆様、まだ二十歳の息子は
なぜ死ななければならなっかたのでしょうか?
会いたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
手を合わせて・・・
息子さんを亡くされてとても悲しいことでしょう。私には想像できない悲しみだと思います。あなたがお気付きの通り心から受け入れることが必要です。あなたの頭の中では、今でも、生きていた頃の息子さんの姿を追っています。
新盆供養はそうした、残された家族が苦しみから解放される行事でもあるのです。
息子さんが亡くなったことに理由はありません。ただ亡くなってしまったのです。生きていたような姿では二度と会うことはできません。あなたが死んでも会えるともわかりません。
ただ命の働きは続いています。法といいます。あなたが吸う空気、飲む水、聞こえる小鳥のさえずり、触ると感じることができる手の働き、風が吹くと心地よいと思うこと。食べ物を食べると味わうことができること。息子さんの命の働きはあなたの体のあるところでいつでも感じられるはずです。
思い出したとき、悲しいとき、涙を流してもいいです。手を合わせてみてください。温かな息子さんの命を感じられますよ。
必ず再会なさいます
拝読させて頂きました。
あなたの深い悲しみを読ませて頂きました。その悲しみはどんなに深いかと、いかばかりかと思います。
心より息子さんのご冥福をお祈り申し上げます。
息子さんが正しく仏様のもとに導かれて、仏様のもとに生まれて心から安らかになられます様お念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
息子さんは必ず仏様の浄土に生まれて心から安心なさってくださいます。そして心清らかにご成仏なさいます。そしてこれからもあなたや皆さんを穏やかに安らかにお見守りなさってくださいます。
いつ如何なる時も息子さんはあなたを想いあなたと共にあるのです。
そしてあなたがその生命を全うなさる時には仏様があなたをお導きなさってくださり、必ずや仏様のもとにて息子さんに再会なさいます。そしてあなたはその再会の喜びを分かち合うことができます。
どうかあなたは仏様に息子さんをお願いしますと願うとと共に、再び息子さんと再会できます様にと、この私が仏様のもとに導かれます様にと心を込めてお念仏おとなえなさってくださいね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたのその願いは必ず仏様のもとに届きます。そしてその思いは息子さんにも届きます。
これから合間合間に息子さんを思う時には必ず再会しようねと真心こめて願いご供養なさって下さい。
あなたと息子さんのご縁はこれからも永遠に続くのです。いつ如何なる時の息子さんとはつながっているのです。
どうか普段通り息子さんにお声をかけて下さい。あなたのそのお声を息子さんはしっかりと聴いていてくださいますからね。
死は人と人との縁を分かつことはできません。あなたがいて息子さんがいる、この真実はこれからも変わることはないのです。
もうすぐお盆です。その時にはあなたの傍らには息子さんがいて下さいます。そしてそれがあなたの日々の暮らしなのです。悲しい時にはどうか息子さんの前で涙を流してあなたの思いをそのままお話しなさってください。
あなたがこれからも息子さんと共にあり心安らかに穏やかにその人生を全うなさり、いつの日にか必ず息子さんに再会なさって頂きます様心から仏様にお祈りさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
はい、いつでも息子さんも私達もあなたのお話を聞かせて頂くのを待っていますよ。
質問者からのお礼
邦元様、早速のお返事ありがとうございました。
『生きていたような姿では二度と会うことはできません。あなたが死んでも会えるともわかりません。』
そうですよね。
それでも会いたいです。
『死んでも会えるともわかりません。』と
否定されないで良かったです。
『亡くなったことに理由はない。』
それもそうなんですよね。
自分が納得したいがために
理由を探してしまいます。
分かっていることでもあり
分かりたくないことでもあります。
ありがとうございました
心で理解する事は
この先も無い気もするけど
それでも息子の為に
祈って偲んで行きたいと思います。
kousyo Kuuyo Azuma様 返信ありがとうございました。
『再会出来る』とのお言葉ありがとうございました。
とてもとても嬉しく思います。
はい!息子のことを思いながら、仏様にもお祈りお願い致します。
そして、今まで通り笑顔で話しかけながら
泣きたくなったら泣きます。気が済んだら、また笑顔で話しかけます。
また悲しみの連鎖に襲われたら皆様にお話を聞いていただくかもしれませんが
その時はよろしくお願い致します。