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嫁の気持ちを取り戻すには。

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有り難し有り難し 75

先月、嫁から離婚したいと言われました。
結婚11年目で子供も3人います。
原因は私が嫁の言う事に耳を傾けず私の思い通りにしてきた事に我慢出来なくなったからです。
一度喧嘩し始めると嫁が謝るまで話をし続けたり嫁の気持ちを考えなかった事もだと思います。
離婚という言葉を聞いて自分のしてきた事を後悔し反省しており、家族の為・嫁の為に何が出来るか自分の事よりも優先的に考えるようになりました。
しかし、嫁からはもう遅いほっといて欲しいと言われました。
私は嫁のほっといて欲しいの真意が分かりません。
一緒に生活しているのにほっとくとはどういう事なのか分かりません。
ほっといたら嫁の気持ちが戻るのか不安でたまらず何度も自分の気持ちを言ってしまいます。
それが悪循環になっておりどうして良いか分からなくなってきました。
また、嫁には昔みたいに気持ちは戻らないとまで言われてしまいました。
私は精神的にそこまで強くなく離婚して家族を失うくらいなら死んだ方がましと考えるようになりました。
嫁とは絶対に離婚したくないしその意思も伝えています。
嫁の気持ちを取り戻す事は出来るのでしょうか?
嫁の気持ちを取り戻す為にはほっとくしかないのでしょうか?
また、ほっとく為にはどのような考え・気持ちを持てば良いのでしょうか?
本当に悩んでいます。
皆様のご助言をお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

過去と他人は変わらない

ご相談拝読しました。
ご自身が「迷える37歳」ということ、また喧嘩した時の対処の仕方などが私と近いと感じました。
私も迷える40歳妻子あり。しょっちゅう?喧嘩もします。私もヒートアップすると完膚なきまでに相手を理屈攻めして徹底的にやる悪いクセがあります。そして相手がショゲると逆に不安になって何か言葉をかけ続けたりします。つまり引けない人間なのです。
そんな私に妻はよく「疲れる」と言います。でも我慢してくれてるのでしょう、ホント頭が下がります。いや、下がったふりして下がってないな…。でも逆に考えたら確かに自分みたいな人間はメンドくさいし、ウザいなぁとよく反省します。
でも反省する割にまた同じ事繰り返すんですよね。本当にどうしようもない奴です。
さて、ご質問本題ですが、『ほっといて』と言われたらほっとくしかありません。ただ、ここで言うホットクというのは無視する事ではなく常に薄っすら皮一枚の所で『ほっとく』事かなぁと思ってます。つまり日常生活は普通にするけれど、いつ奥様の地雷を踏んでも大怪我しないように、またミサイルを撃たれても回避行動が出来るように心のアイドリングをしておく。これってシンドイ事なのですが、『薄皮一枚』ほっとくというのが大切かなぁと思います。
言葉をかければかけるほど奥様はシンドくなるので、ここは耐えるしかありません。
仏教では基本的に心のあり様を説くことはあっても家族の調和の仕方は説かれていません。
そして過去と他人は変えられません。しかし自分が変わると周りは変わります。周りが変わると未来が変わります。その未来の変わり方が明るいものかどうかは分かりません。それでもやはりこの世で変えられるのは自分しかありません。これは動かしようの無い真実です。
まずは奥様に頼っていたことを自分でやってみたり、子供さんとの関わり方を変えてみたりされては如何でしょう。玄関を掃く、トイレを掃除する、子供が遊んでいる時にさり気なく様子を見守っておく。
些細な事でも自分が変わり、周りも変わるかもしれませんよ。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
新潟県にある真宗大谷派の住職です。 寺に生まれ、寺に育ち、宗門の大学を出ました。しかし実は元・呉服問屋の営業マン。お寺にすんなりと帰らずにいい歳まで反抗期?でした。 現在は自坊の副住職として法務を勤めています。自坊では「寺カフェ」「寺ヨガ」、婚活イベントなど色々やっています。
夜でも可能ですが、平日の日中でも可です。ただ、お参り等があるので午前中よりも午後の方が比較的時間の調整はできるかと思います。

11年かかります。

きっと、莫大な時間がかかります。貴方は多分、「そく妻の態度が戻る」事を期待しているでしょうけれど、それ自体が間違いです。「妻の機嫌を戻すために家事をする」のは結構ですが、「機嫌が戻ったら、またやって貰おう」とか考えていませんか?
夫婦の形態(専業主婦か否か)も影響はあるでしょうし、お子さんの学校の具合もあるでしょう。ただ、「下の子が成人したらサヨナラね」というのは、動物として見た場合は理にかなっている所もあると思うんですよ。
「放っておいてほしい」と言いながら出ていかないのですから、脈なしとは思いません。話し合いを重ねて行くことになるでしょうが、まずは聞き役(決して反論しない限り、彼女は話してくれるでしょう)に。聞き役の心得・「よい聞き役とは」みたいな資料は沢山あるので、シッカリ予習して臨みましょう。「せっかく話したのに、以前のままだわ」では、ゴールが遠のくばかりです。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

小林智光 様

ご回答ありがとうございます。
自分が変わらないとどうにもならない事は理解しているんですが…我慢することが出来ずに同じ事をしてしまいます。
今までしてこなかった皿洗い・風呂掃除・嫁の要望を聞くなど出来る事はしてますが嫁に見返りを求めてる自分がいます。
俺は変わろうとしてるのに何で?って思ってしまいます。
今まで嫁をほっといたのにいざほっといてと言われたらほっとけない…因果応報ですよね。
自分を変えて良い未来が迎えられるような頑張りたいと思います。

佐藤良文 様

ご回答ありがとうございます。
11年ですか…耐え続けれるか正直不安です。
機嫌が戻っても今回の教訓を元に同じ事はしないつもりです。
家を出て行かないのは共に実家が県外だからかもしれないし正直分かりません。
子供がいるから今の状態では離婚しなくても熟年離婚は避けられないと思ってます。
嫁の話は真摯に受け止めていこあ
相当な覚悟を持って自分を変えない限り明るい未来は無い事は大変良く分かりました。

佐藤良文 様

ご回答ありがとうございます。
11年ですか…耐え続けれるか正直不安です。
機嫌が戻っても今回の教訓を元に同じ事はしないつもりです。
家を出て行かないのは共に実家が県外だからかもしれないし正直分かりません。
子供がいるから今の状態では離婚しなくても熟年離婚は避けられないと思ってます。
嫁の話は真摯に受け止めていきたいと思います。
相当な覚悟を持って自分を変えない限り明るい未来は無い事は大変良く分かりました。

お礼入力ミスしました。
申し訳ございません。
編集出来たら良いのに…

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ