理不尽にどこまで耐えるべきか
質問失礼します。
バイト先の上司が、機嫌が悪いと理不尽に怒るタイプの人で、私も含めバイトの子たちは毎日理不尽なことで怒られています。
私は今度地元へ帰省するのですが、帰省後のバイトのことばかり考えてしまい、憂鬱になってしまい、帰省が台無しになりそうです。
その上司に怒られる度に、この人も何かストレスがあって当たってしまうのだなと考えてみたり、バイト以外の時は、嫌なことを考える時間がもったいない!とその上司のことを思い出さないようにしているのですが、どうしても頭から離れてくれません。
その上司が怖くてバイト自体辞められません。他の社員さんやバイトの子たちはいい人ばかりなので出来れば続けていきたいです。
私は今大学生で、社会に出ればそれ以上の理不尽なんて山ほどあるとよく言われるのですが、この状況も社会勉強として耐えるべきなのでしょうか。
追伸
毎日たくさんの回答お疲れさまです。ほかの方の質問への回答を見てよく感心してしまいます。どうか無理をなさらず、ご自愛ください。
あなかしこ
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
理不尽にも幅がある
こんにちは。学校とバイト、ご苦労様です。
さて、お察しの通り、社会に出るともう、「理不尽」だらけです。「学校とは、勉強とは、何と理不尽の少ない場所であったか!」というのが私の実感です。
ですので、理不尽耐性ゼロ、或いは「どんな理不尽も許せない!」という方は、学校に留まることをお勧めします。
例えてみれば。今までフェンスで囲われた歩道を歩いていたのが、最終的には「道無き道を行く」に至る可能性もあるのです。風は強いこともあれば止むこともあり、台風が来ることだってあるかも知れません。
私自身ふりかえって、バイトとはこの「社会ってのは、これだけ厳しいんだな」ということを学んだ場でした(理不尽…だったかは分かりませんが、厳しいとは感じました)。
なのでね、「理不尽=私の理解できる論理では成立しない仕組み」により、気分次第で周りに当たり散らす人に対しては、「あー、機嫌で人を動かそうとすると、周りは嫌がるんだな」と学んだ後は、バイバイすることをお勧めします。ただ、「いつ決断するのか?」は貴女が決めること。相手の理不尽による被害の大きさと、スルー力など、貴女の受け止め(流し)スキルによって、適当なタイミングは異なるからです。いいですか、「他はもっと酷いこともあるから…」という「他の事例」との比較ではなく、「自分の持ってるスキルや力」とのスケールで決めて下さいね。
速やかに切り替えましょう
拝読させて頂きました。
あなたがおっしゃる通りそのように自分の気持ちやストレスを周りに当たり散らす人たちはいますね。確かに社会に出ればそのように人を傷つけることをいとわない愚かな方々は沢山います。
結局そのような方々は自分の愚かさを振りまいていますから決して幸せにはなれない方々です。自分の怒りが周りの人たちも自分をも不幸にしておりますからね。
もしもあなたがそのような方の怒りや当たり散らす姿勢がストレスとなってしまったり恐怖になっているのならば速やかに辞めてしまっても良いと思います。
あなたには本業としての大学での学問を学ぶことが第一義があるのですから、そのバイト先のことは二の次です。学費や生活費を稼ぐ必要性があるならばそのバイト先でなくても良いと思います。
或いは他のバイトの方々や社員さんと相談なさって対処して頂くことも可能ではないかと思います。
いずれにせよその方のしていることは法律的にも不法行為ですから本来なら速やかに対応されるべきことかと思います。
人のふり見て我がふり直せ、でもありますね。
あなたがこれからの未来に素晴らしいご縁に恵まれて、皆さんと共に心から仲良く助け合いながら充実した毎日を送って頂きますようにと切にお祈りさせて頂きます。
なぜ理不尽に怒るのか
雪道さん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
雪道さんのバイト先の上司が、機嫌が悪いと理不尽に怒るタイプの人で、雪道さんを含めバイトの子たちは毎日理不尽なことで上司に怒られているのですね。 雪道さんが帰省しても帰省後のバイトのことばかり考えてしまい、憂鬱になってしまい帰省が台無しになりそうな気がするのですね。
なぜ、バイト先の上司は理不尽なことで怒るのでしょうか。
バイト先の上司は自分で気がついていないかもしれませんが、おそらく心の奥深いところで恐怖を感じているのでしょう。自分の中にある恐怖から逃れようとして、他を攻撃することで自分を守ろうとしているのです。
仏教的に解釈すれば、バイト先の上司は恐怖に執着している状態です。執着を手ばなし、空っぽ(空:くう)の状態になることができたなら、理不尽な怒りをぶつけることはなくなるでしょう。
バイト先の上司は何に対して恐怖を感じているのか分かりませんが、雪道さんは少しでも早くバイト先の上司が執着から離れることができるよう手を合わせるしかないでしょう。祈りが通じるまで、ずっと。
私も遠くからバイト先の上司が執着から離れることができるよう祈念しております。