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気にしすぎでしょうか

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前回は、お話を聞いていただきありがとうございました。
あれから、交際は続いており、週に一度は必ずあってデートをたのしんでいます。
でも…かなり不安になったりします。
彼の気持ちがイマイチ信用できないでいるのです。
毎日ラインはきます。私の仕事(不定休)に合わせて、休みをつくって会ってくれます。(彼は自営)
些細なことなのでしょうが、彼が一人暮らしの家に連れて行ってくれないことが、不安の大部分となっています。
彼は「部屋が汚いから…」と言います。
「結婚してるとか?」と聞いたところ「指輪してないだろ?それなら家の前通るか?」と言われたのですが、私の中では家の前ではなく、家に連れて行って欲しく、ヤケクソ気味に言われた事もあり「じゃぁ、あなたのタイミングでいいよ!」と言ってその話は終わりにしました。
それからは、その話は一切してません。
二人で遠方へ花火を見に行ったりしますが、泊まりはしたことありません。
彼がだんだん私との付き合いに慣れてきたのか…
二人でいても、前のようにイチャイチャもなく…
そんなこんなで、「彼の気持ち」がわからなく不安になっています。
毎日ラインで、「マイペースで仕事がんばろうな!」「いつもありがとう」「無理はするなよ」きます。
彼からは「今すぐに結婚とかではないが、最終の目的地はそこだとお互い目指してるところは一緒だよ」と言われました。
どうしたらこの不安が和らぐのでしょうか…
喝をください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

真の信頼関係、愛情関係に駆け引きや損得はない

まずは相手が結婚をしているかどうかをきちんと確認する必要があります。
相手の家に行こうとして起こるということは怪しいと思った方がいいでしょう。
あなたのことを愛している人であればあなたの不安を取り除こうとするのは当然。
そこで怒るということは訳ありだと思います。
「他に関係している女性がいるか結婚しているか」
そう思えてしまうのは当然だと思います。
結婚していない男性が「指輪してるか?」というセリフはスッと出てこないと思います。普段つけている習慣がないからです。あなたと会う前に外すのはたやすいことです。
世の不倫男性が女性の無知のスキを付け込んで結婚しているのにもかかわらず、独身男性を装ったり、他の女性がいながらも浮気を発見されるリスクを避けるために隠し事をするというのはよくあることです。
結論:あなたより自分を優先させる男性は結婚したとしても自分ラブのレベルが高いために結婚後もあなたより自分を愛するようになる。人間はそもそもが誰でも自分がかわいいものです。完璧な愛は得られずとも、今の時点で「あやしい」ことの疑問を解消させない人間は「用心して当然」です。私があなたの父親だったら「やめておきなさい」と言い放ちます。(笑)
あなたも隙があるから主導権を相手に持っていかれるのではないでしょうか。
女性として男性に対して男女関係において安心を求めるのは当然です。
それを拒否する男性はその時点でそれがある種の答えなのです。

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

プロセスを楽しむ。

前回の質問も拝読いたしました。

シバルズさんは、彼に好かれたい、好かれたいという思いが強いのかな?と私は感じました。
ある意味強迫観念のように思われている。
もう、嫌われでもしたら、私は女として失格だ。

実際は、そうでもないんですが、あなたは熱くなっています。
この言葉が届かないのかも知れません。

まず、彼の事をどうあっても信じたいと思われていませんか?
でも疑いの心は晴れない。
彼を調べようとすることなど容易にできます。
しかし怖くて出来ない。

こんな言葉があります。
「人に好かれる好かれないは、相手の気持ちに左右される。」
「しかし嫌われるかどうかは、あなたの行為次第だ。」

理解は出来ますが......。
彼の家におじゃましたいのは、あなただけの欲求。
家に上がらせるよう、あなたは彼を支配されようとしています。

彼にどう思われるかは、彼次第です。
しかし、彼に嫌われるかどうかは、あなた次第です。

今現在、あなたは恋愛をしておられます。
今のこのかけがえのない時間、恋愛の過程を楽しむ事も大切ですよ。
一喜一憂するのも恋愛の醍醐味です。

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おきもち

時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいったい何か?と、考えています。 僧侶としての根本は、朝のお勤めだと考えております。 週に2回、お寺で空手教室を開いております。 近隣の子供たちに、礼儀作法を伝える。 これも寺院の持つ役割である、地域貢献に繋がると、少なくとも私はそう思い、精進しております。

質問者からのお礼

海老原様。
丁寧なお言葉ありがとうございます。
少し落ち着いて冷静に考えてみようと思います。
第三者の意見はやはり客観的な目で見てもらえるので、参考にしたいと思います。
丹下様。
丁寧なお言葉ありがとうございます。
父親だったら…と言うお言葉に、「そうだよね…」と素直に思ってしまいました。
もう少し冷静に考えてみようと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ