ちょっとマイナーな大きい楽器を演奏しています。
その渋い音が大好きで、もう何年も吹いています。
音楽系の仕事についており、私はその職場の社員です。
職場は教室も開いていて、講師の一人にバイオリン奏者(仮にAさん)がいます。
Aさんは超メジャーな楽器バイオリン奏者で、人柄もいわゆるお嬢様タイプ。
万人受けする人です。
そのAさんがあからさまに私の楽器をバカにしているのが気になっています。
住む世界もジャンルも全く違うから気にする必要などないのに、最近自分に自信を失っているせいもあり、些細なことが気になり内心牙を剥いてしまいます。
たとえば私が音を出すとAさんは「うわぁビックリしたぁ…」とクスクス笑う、そしてAさんの大ファンの男性上司も一緒になって笑う。
またその男性上司が「その楽器ってソロとか吹けるの?ブオーッて?」と私にからかって笑うとAさんも一緒になって笑う。など
「Aさんはメジャーな世界しか知らず視野が狭いんだ。世界はもっと広いのに哀れだ」とバカにし返してみても、相変わらずAさんは職場内で万人受けしながら私にはバカにしてくるので、気持ちは晴れません。
私の楽器を必要としてくれる人達よりも、たった一人のバカにしてくる人にばかりスポットを当ててイライラしている状態です。
私もちやほやされたいということではありません。
他人から馬鹿にされることと、それを気にしてしまう自分の両方が、どうしても許せないです…。
Aさんの人間性は他の部分でも苦手で、きっとそれは滲み出てしまってると思うので、Aさんも私のことが苦手でしょう。
どうすれば、バカにされない人間になれるのでしょうか。
馬鹿にされやすい人とそうでない人がいますよね。
また、例え少数の人に馬鹿にされても気にしないでいられるには、どうすればよいでしょう。
以前似たことでここに投稿し、その時は今やっている音楽を楽しむこと、というお返事に納得しました。
しかしあれから時は経ちましたが私の中でまだ解決しておらず、また相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
怨憎会苦(おんぞうえぐ)嫌いな人と会いたくないけど会ってしまう時の苦しみで仏教でいう「四苦八苦」の八つの中の苦で生きて行く中で誰もが一度は持つ苦です!
お互いが嫌い、苦手と思う時生じる心で正に今の貴女とAさんです。
この世は「四苦八苦」で出来ています。だから逃げようがないのです。解決法は自覚し受け止めてしまう事により薄らいできます。
意識すればするほど嫌な思いは蓄積してしまい自分を押しつぶしてしまうのです。
目線を変えて心の置き所を変えてしまう!
貴方の嫌いな人の為に貴女自身は苦しむ事はないのです。
これとは逆に「愛別離苦」(あいべつりく)愛している人と離ればなれになる苦も正反対ですが同じ苦なんです!
すいさん、はじめまして、シマダイッセイと申します
質問にお答えします
質問の中の「住む世界もジャンルも全く違うから気にする必要などない」
という部分、すいさんはとても良いところに気づかれました。
そうなのです。全く、その通りです。
私たちは自分の人生を生きています。誰の為でもなく。
それは、すいさんも、Aさんも同じです。
すいさんが何者で、何を演奏して、どんな人なのか、は
Aさんの人生には関係ありません。仮にすいさんがAさんの側を離れたら、
きっとAさんはすぐにすいさんを忘れてしまうでしょう。
そのため、Aさんの中のすいさん像にすいさんが近づく必要もないです
私たちは他人の期待に応える為に生きているのではありません
自分が自分に期待する姿を目指すべきです
ですから、究極的には「バカにされない人間」を目指さなくて良いです。
くどいようですが、私たちは「自分の期待に応える自分」を目指すのです
それを目指す日々の中で、
「他人からはバカにされたが、理想の自分になった」
もしくは
「理想の自分になれて、バカにもされなくなった」
…のどちらかになれば良いのです。
歴史の教科書に載るような偉人・傑物・強者・富豪・賢人を見ても、
誰からもバカにされなかった人、は少ないように思われます。
すいさん、どうかくれぐれも、
一度きりの人生を生きはぐらぬようにお気を付けください。
お礼が遅くなってしまいました。
他人と比較されること、バカにされること、人生の中で逃れようのないことなんですね…。
そんな中で自分が良いと思う方向を貫いていくのは、とても難しいように思ってしまいます。
でも逃れようのない四苦八苦なんだと認めてしまうと、なんとなく、少しだけ楽になれるような気もします。
とりあえずこの現状を逃げてしのぐべきか迷ってはいますが、一番大事なこと・自分の人生は見失わないことだけは、努力して意識します。
お返事をありがとうございました。