実父の余命・・・受け入れられない
初めまして、死について検索している間にこちらのサイトに辿り着きました。
私の父が今年7月に難病が判明し猛スピードの進行悪化に戸惑い、苦しく追い打ちを掛けるように余命1-3か月と宣告を受けました。
今は目も見えず、寝たきり、認知もあります。
病気が発覚するまでは本当に不仲で、今とは真反対に本当にこの人に死が訪れる事があるのかと思っていました。
いざ、進行の早い難病にあった父を看て堪らなく私自身辛く、もう意思が通じないのかと思うと胸が押し潰されそうになります。
もう時期、訪れる死を受け止められず辛く苦しいです。
アドバイスをお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自然法爾
雨が降り、風が吹き、雲が出て、太陽が日をさす。。。。。
これは、自然の中で 命を受けている人間の あるべき姿です。
お父上の、今生の最後を看取ることが、最上の親孝行です。
一時でも長く、側にいてあげてください。
言葉にしてくれなくても。。。 お父上は、わかり、喜んでくださったいますよ。
これからを大切に
拝読させて頂きました。お父様のご病気が進み診断結果を受けてあなたも大変ショックを受けておられることかと思います。またお父様も今は生死の狭間の中で生きておられるのかと思います。
今までのご関係も含めてあなたも戸惑い悩む苦しんでおられるのですね。
あなたの思いを心よりお察し申し上げます。
今までの事はあるでしょうがどうかこれからの時間をお父様とできるだけご一緒にいて差し上げてください。意識があいまいで声に出せなくてもあなたが身近にいてくださる事をお父様は必ず感じ取って下さいます。
どうかできるだけこれからの時間をあなたも皆さんも大切にお過ごしなさってくださいね。
そしてしっかりとお世話なさってお父様がその生命を全うなさって旅立っていかれる姿を目に焼け付け心に刻んでください。
辛い思い悲しい思いや後悔の念で押しつぶされそうになる時もあるでしょう。それでもできる範囲で皆さんで共にお互いを労わりながらもお父様との時間を大切にお過ごしなっさってください。
お父様は過去の事よりも今皆さんとのご縁あることを心から感謝なさっておられることでしょう。
そしてそのご縁の中で生き抜いた事をきっと喜んでいらっしゃいます。
私の父も突然入院して3カ月でアッという間に旅立ってしまいました。当寺私は東京で会社員をしていましたからしっかりと父の最後に立ち会えませんでした。後悔は尽きないのですがそれでもできることはやったつもりです。ですがなかなか割り切ることは本当に難しいです。
あなたにはできるだけお父様とのこの時を大切にして頂きたいと切に願います。
どうぞ真心込めてあなたの思いを心の中でお父様にお伝えなさって下さいね。
必ずやお父様にはあなたのその声や思いは通じます。
そしてお父様がその生命を全うなさる時には仏様やご先祖様にお導き頂きます様にと心から仏様にお願いなさって頂き、お念仏なさってくださいね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
仏様は必ずお父様を正しくお導きなさってくださり、仏様のお浄土へ往生させてくださり、心から安らかになられます。そしてお父様は心清らかにご成仏なさってくださり、あなたや皆さんをこれからもお見守りなさってくださることでしょう。
心身ともにお疲れになったときはしっかりと休み睡眠をとってくださいね。気力体力も回復させながらどうかこれから大切にお過ごしなさってくださいね。
質問者からのお礼
早速の返信、有難うございます。心温まるメッセージに涙しました。
kousyou様の体験をお聞かせ下さり有難うございます。
今この瞬間をもっと大切にし、父に想いが通じている事を言って頂き少し胸のつかえが楽になりました。
ラジオ和尚様の、「今生の最後を看取ることが、最上の親孝行です」のお言葉に残された者の務めなのだと痛感致しました。
頭では分かっているつもりでも、いざ自分や身内の事になると弱いものですね。