hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

悔しい想いをして亡くなった人の気持ちはどうなりますか

回答数回答 2
有り難し有り難し 48

大事な彼が亡くなり今日で19日が経ちました。
毎日が後悔でやり切れません。
彼は肝硬変がかなり進んだ状態だと医者には言われ、復水を抜く治療が見つかると思い4ヶ月を過ごしてきました。
2度の検査入院をし、担当医のはっきりしない態度に不安を持ちながら過ごしていました。
時々逢う私には治る病気ではない。どうせ永く生きられない。もうすぐ死ぬ人間にそんな事しなくて良いなんて事も言いだしました。
私は彼の病気に無知でした。もっと力になりたかったと悔まれます。
彼と私は26年間一緒でした。ただ彼は私と知り合う数年前に昔の彼女と結婚していました。彼女には自分の子供だと言われていたようですがそうは思っていませんでした。
彼女には精神疾患があり時々理解しがたい行動をとっていましたが病気の人間を放り出すような事は出来ない。私には悪い。と言っていました。
病気になった時、そんな彼に家族は冷たい態度でした。
最後になってしまった日、私に話した事が忘れません。
俺の集大成がこんなものか。人の家族を背負いこんで。食べたい物も惜しまれる。顔も見たくない。声も聞きたくない。
実のお兄さんにも奥さんにもお金の事では利用された事を悔しがっていました。
その時私はどうする事も出来ず、ただ話しを聞いていただけでした。
三日後、最後の電話になってしまった時、私に逢った時のお礼を言って、もうえらいから横になる。と言った言葉が最後になってしましました。
彼はいつも別れ際、私にありがとうと言ってくれました。
最後にこんな思いをして逝ってしまった彼は今はどう思っているのでしょうか心配です。
人が亡くなると四十九日間はまだこの世をさまよっていると聞きました。
彼の遺骨は私の手元のにはありません。
憎しみしかないと言っていた家族の元にしかありません。そんな状態でも彼は成仏できるのでしょうか。
亡くなった人の節目になる五七日と四十九日にお寺でお経をあげたいと思っています。
家族でない私がする事は亡くなった本人の為に良くないのでしょか。
また、私たちのような繋がりでもまた彼に逢う事は出来るのでしょうか。私のすべてだった彼にまた逢いたいです。彼を感じる事はどうしたらできるのでしょうか。

取りとめもなく長々と申し訳ありません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

救わずにはおれない

はなさま
はじめまして、なごみ庵の浦上哲也と申します。
よろしくお願いします。

普段は宗教的な内容をあまり前面に出さないようにしているのですが、今回は私の信ずる浄土真宗の教えを説くことをお許しください。

ある時、お釈迦さまが弟子たちに「広大な海の水の量と、人間が流した涙の量と、どちらが多いだろうか」とお尋ねになりました。
弟子たちは少し考え、そして「人間が流した涙の方が多いと思います」と応えました。

お釈迦さまは大きく頷き「その通り、人々が流した苦しみの涙、悲しみの涙、悔しさの涙は、広大な海の水よりも多い。人生を本当に満足して亡くなる者は少なく、ほとんどの人は無念の涙を流して亡くなるのだ。その涙を見て『救われずにおれない』と誓ったのが阿弥陀仏なのだ。
仏さまが『救う』と誓われたのだから、どれだけ無念を残して亡くなった方も、必ず救われていくのだ」とおっしゃいました。

はなさん
彼は苦難の人生を送り、それに寄り添った はなさんも、大きな苦しみ悲しみを抱えていらっしゃることと存じます。
しかし、家族や兄弟のことを話すことができ、最後の日々に「ありがとう」と言える貴女が傍にいてくれた彼の人生は、その一点において素晴らしいものだったのではないでしょうか。上記の話に登場する阿弥陀仏のように、はなさんは彼にとって救いの存在であったと思います。

彼は四十九日までこの世をさ迷うのではなく、すでに仏さまの世界に救われていると、私は信じています。

お骨にこだわることはありません。あくまで身体の一部でしかありませんので、ご心配なさらないで下さい。

節目にお寺でお経を上げて頂いても結構ですし、彼を想って手を合わせるだけでもよろしいかと思います。はなさんが合わせるその掌の中に、彼がいらっしゃるのだと思います。

そして はなさんがいつかこの世を去った時、仏さまの世界で彼と出逢えるのだと思います。その時に彼が笑顔で迎えてくれるよう、これからの人生を歩んでいって頂きたいと念じております。

{{count}}
有り難し
おきもち


浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...

供養は人のためにするもの

はなさん、はじめまして。
徳島県の法話と天井絵の寺、觀音寺 中村太釈です。

大切な彼が亡くなってしまい、寂しくなりましたね。お悔やみ申し上げます。

さて、亡くなった彼は本当に後悔しているでしょうか。私は、彼がはなさんに語った様々なことは彼の愚痴のように感じました。はなさんとの別れ際には、彼が必ず「ありがとう」といったのは、彼は「僕の愚痴を聞いてくれてありがとう」と言いたかったのではないでしょうか。

生きているうちに本人の思い通りに行かないことを仏教では苦しみと説きます。生きていく上で思い通りに行かないこと、苦しみはあるものです。彼にとって苦しみを聞いてくれたはなさんの存在は大きかったのではないでしょうか。

彼の三十五日忌と四十九日忌は、はなさんがなさってください。供養は自分以外の誰かのために行うものですから。供養を続けると亡くなった彼のことが身近に感じられるようになると思います。

{{count}}
有り難し
おきもち


徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...

質問者からのお礼

なごみ庵の浦上哲也和尚様
早々に回答を頂きありがとうございます。浄土真宗の教えありがたく拝読しました。
 父は高齢で病院住まい、同じく高齢の母と暮らしております。日中は仕事もあり一人になれる深夜の
お返事大変失礼します。
この場所も深夜にやりきれずたどりつきました。

 私でも彼の救いになれたんですよね。嫌だったら26年も傍においてもらえませんよね。
昔、酔っぱらった彼は私に尊敬されたいと言っていました。言葉どうり彼は誰が見ても物事を良く知り、周りから頼りにされていた人です。私がずっと尊敬する人です。
   彼も骨なんかにこだわるなと言いそうです。彼が自分の悔しさを話してくれたのは本当に私を頼りにしていてくれたのだと思っていきます。
『私が合わせるその掌の中に、彼がいる』そう信じ、また必ず彼に逢えると信じて生きたいと思います。

まだ気持が不安定でうまく書けませんが本当にありがとうございました。

中村太釈和尚様へ
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。回答頂きありがとうございました。
本日、いいえ正確には昨日になりますが彼が一番信頼を寄せていたと思われる先輩に話を聞いて
もらいました。
お寺でお経をあげてもらいたいと話したところ、彼の性格を考えたらそんなことは望んでいないと思う。
私が手を合わせていれば良いと思うと言われ迷っています。
それは私も思っていた事なので…

「亡くなった・死んだ人に会いたい」問答一覧

亡くなった夫に会いたいです…

心不全で入院、手術を受けて順調でしたが先月、急変し意識不明になりそのまま亡くなってしまいました‥今日、四十九日を迎えたのですが寂しさ、悲しみは増すばかりで本当に辛いです。亡くなっただけで悲しくて辛いのに、夫には10年以上も前からお付き合いをしていた人が居た事を夫が亡くなった後に知ってしまいました。信じられず苦しくて悲しくて惨めな気持ちで押しつぶされてしまいそうです…夫とは楽しく過ごしていましたし、私が我儘言ったり言う事を聞かなかったりして夫を怒らせてしまう事もありましたが夫は私を思いやってくれていたし、心配してくれていたし優しかったのでお付き合いをしている人がいるなんて全く分かりませんでした…なのでなおさら辛くて悲しくて苦しいです…恨む気持ちはありません。悲しいです…それでも入院中は私が毎日来院して会いに来るのを楽しみにしてくれて、私を頼りにしてくれていたと思っています。そう信じてます。私が支えになるから一緒に頑張ろうね。と夫に言った時夫は、涙を浮かべていました。あの時の涙の意味は何だったのでしょうか…心から私の事を思ってくれていたのでしょうか…私を思いやってくれたり優しくしてくれた事は夫の心からの気持ちだったのでしょうか…夫はもう亡くなってしまったので聞く事も出来ず辛いです。悲しいです。亡くなった夫に会いたいです。話がしたいです。 毎日悲しくてさびしくて辛くてどうしたらよいのか助けて下さい。

有り難し有り難し 6
回答数回答 1

亡くなった母のために何も出来なかった。

昨年末、母が亡くなりました。 今月で10ヶ月経ちましたが、会いたくて会いたくて、話したくて仕方ありません。 がんと分かってから8年半以上、母は頑張りました。 最後の2ヶ月弱は緩和ケア病棟にいましたが、後半の15日間は脳梗塞のような症状で意識障害でした。 家族の泊まりの許可が出た4日間は意識が戻っているようで話せはしなかったけど、手を握って意思表示をしたり、付き添いの申請書を出してくるねと言ったら手を出したので渡したら読んでいました。父が撮った写真も手に取って見たりと奇跡のような時間を過ごしました。 はっはっはっと笑って私たちに伝えようともしました。 調子がいいとのことで再度付き添いの制限がされ翌週、週に一度の面会の時には明らかに意識を失い元の状態に戻っていました。 そこから2日間ほどの頑張って苦しそうな母を見て、もうゆっくりしていいよという感情でしたが、最近その8年半で病気の改善のために何も出来なかった自分がとてつもなく醜いものに感じてきました。 病気が分かってから手術や抗がん剤をしていましたが、それ以外にも保険適用外の治療や漢方、自然食品などを調べてなぜ実行に移さなかったのか。 最初の頃、漢方のお店に行って自然食品が1ヶ月で10000円と知り、厳しいなと思い諦めてしまいました。 今思えば、年で12万、10年で120万です。 母が最後に残してくれた貯金はそれ以上でした。なぜ私は自分を守ってしまったのか。 母のために費用がかかってもいいから色んなものを試さなかったのか。 その後悔がすごく、自分の私欲に反吐が出るような気持ちです。 母がもっと生きられるように、自分を犠牲にしなかった自分でこれから先自信を持ち正しく生きることが出来るのでしょうか。 どのような考えを持てば誰かのために自分を犠牲に出来るのでしょうか。 抽象的な質問で申し訳ありません。 母は保険治療で大丈夫だ、母だけは死なないと思って油断していたら突然がくっと来てしまい、今となってはあの頃に戻らせてくれという気持ちしかありません。 ご助言をいただけると幸いです。 よろしくお願いします。

有り難し有り難し 13
回答数回答 1

父が亡くなりました。

昨年年明け間近に父が他界しました。 死因は不明です。 6年ほど前に父のアルコール依存症から来るDVで離婚してます。 その後精神科に入院し二、三年後に退院できるようになり以前アルコール依存だった人たちの集まりにも参加していたようです。 しばらくしてから私と母に会うようになり父の気持ちが"またみんなと一緒に暮らしたい"気持ちになったようで母に伝えたのですが母はもう同じ思いをしたくなかったらしく断り続けていました。 そして、大晦日に母と父は一緒に家で年明けをしたそうで、1月1日の日に父は自分の家に帰ったようで着いた途端寂しくなったのと一緒に暮らせないことが原因なのか母に『睡眠薬を2週間分飲んだ』との電話が入ったらしく母は『その場で吐きなさい』と言ったみたいですがそのようなことはせずそこで会話は終わったらしく、その次の日に母から『お父さん自殺しようとしたよ』と言われ私が『電話する』と言ったら母が『昔から構って欲しくてそういうことを言う人なの無視して』と言うので電話はせず5日経ち母が父からの連絡が全く来ないことに異変を感じ役所の方に安否確認をお願いするよう電話を入れたらしく役所の方が家に行ったところ亡くなってしまっていたそうです。死後2日でした。 司法解剖の結果も自殺の欄にチェックが入っておらず死因が未だに不明です。 悔しいです。せめて成人式の振袖姿は見てほしかったです。出来るのなら昔みたいにまた話したいです。私はお父さんっ子でしたので姿だけでもいいからみたいです。 可能なのでしょうか。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

私を生んでくれた母に会いたい

3年前に亡くなった母は私を生んだときは未婚でした。 一人で育てると一大決心で、誰にも言わず私を生んでくれました。 その後、父の先妻さんとの離婚が成立し、私が6才の時に正式に結婚しました。 父は身勝手で自己中心的で封建的な人です。母は苦労し、死ぬ間際まで別居をしたいと言っていました。 私さえ生まれなければ、母は父と縁が切れ、もっと違う人生を歩めたに違いありませんし、先妻さんのお子さんたちも、片親にならずに済んだはずです。 なのに、生んでくれた母に私は何一つ孝行もできず、優しい言葉の一つもかけられず、旅立たせてしまいました。 せめて供養だけは、母が望んでいた通りにしてあげたいと、父に歯向かって説き伏せて、一周忌で納骨を済ませました。 私の命は生まれなかったほうがいい命ですが、生まれたことを粗末にせずお迎えが来るまで懸命に生きることで、母の選択も私の命も、意味を持つと信じて苦しい人生も前向きに生きております。 遺された父にも毎日電話をし、600km離れて暮らしていますが、何かあればすぐ駆けつけるようにしています。 今は私自身が離婚をし、大切な子供たちと離れて暮らし、自分一人の生活ですから、父にそれだけのことをしてあげられますが、母の生前はまだ婚姻中で4人の子育てをしていたので、毎日電話をするだけで、その電話でさえ優しい言葉の一つも言えず、本当に親孝行はしてあげられませんでした。 父も母の死後2年ほどは落ち込み悲しんでいましたが、今は籍は入れていませんが新しい女性とお付き合いをしています。体こそ全くの健康とは言えなくとも楽しく暮らしています。 新しい女性とのお付き合いは、それで楽しいならとても良いことだと思います。 ところが、先月、父は実家に私に相談もなく新しい仏壇を買い、母の位牌もなくなり、父の両親と同じ過去帳に記してしまいました。 宗派のやり方に沿ってはいるのですが母は生前、仏壇などはしないで欲しいと、父の先祖や親族と同じところには祀られたくないと言っていました。 だから、納骨は母の親族がみんな眠る合同墓に入りたいと言う遺言を叶えてあげたのに…。 実家には新しい女性の物がどんどん増え、母の物はどんどんなくなっていきます。 私は母孝行もせず、母の遺志を叶えてもあげられず、謝ることもできず…。 母に会いたいです。 母のところへ行きたいです。

有り難し有り難し 19
回答数回答 2

関連する問答

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ

相談カテゴリ
-四苦八苦 SickHack!▼ 全カテゴリを見る