子どもが欲しいと思えない
結婚して2年の夫婦です。付き合っていたころを合わせると10年近く一緒にいます。夫婦仲は割と良く喧嘩も滅多にしません。
悩みは、タイトル通り私が子どもを欲しいと思えないことです。
もともと小さい子どもが好きではありません。
子どもがいる楽しさよりも、育てるのにかかる苦労やお金のことなどを気にしてしまいます。
きちんと世話ができるのか、うまくいかなくて虐待などやってはいけないことをしてしまうんじゃないかと心配です。
夫は私にとても優しく、言い方が少し変ですがかなり甘やかしてくれます。それがとても居心地よくて、夫と一緒に過ごす時間が大好きです。
もし子どもがいたら、夫を独り占めできないとワガママなことを考えてしまいます。
夫が子どもについてどう思っているのかははっきりわかりません。以前それとなく聞いてみたことがありますが、「〇〇の子どもならきっと可愛いよ」と言っていました。おそらく私が前に子どもいらないと言ってしまったので欲しいと言えない?んだと思います。
これからずっと夫と2人だけで楽しく暮らしていけたらどんなに幸せだろうと思います。
ただ夫の方が年上なことや、仕事も激務なことを考えると、考えたくないですが夫の方が先に死んでしまうんじゃないかとすごく不安です。
そうなった場合やっぱり子どもはいた方がいいのか、しかしただ老後が寂しいのが嫌という理由で子どもをつくるなんてどうなんだろうとグルグル考えます。
それに今はいらないと思っててもいざ産むのが難しい年になり後悔したらどうしようと、先のわからないことまで心配になります。
ここまで考えていると、自分のことばかり考えてしまっているのに気づき、それにもすごく腹が立ちます。
周りの女性は無条件にいつか自分の子どもは欲しいと言っていて、なぜ自分にはそういう母性のようなものがわかないんだろうと自己嫌悪にもなります。
周りは「産んだら可愛いよ!」と言いますが、もし産んで可愛く思えなかったらどうしようと思います。そんな賭けのように産むなんてできません。
長くなってしまいましたが、どうなるかわからない先のことに悩みすぎて疲れてしまいました。
何か助言をいただけたらと思います。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
御主人とのプロセスを大事にして下さい
自分や御主人の寿命、周囲の意見などをまとめ、、、
さて自分の結論が正しいかという不安が、とろさんに波状攻撃をかけてきていますね。
しかし、4行目「もともと」~7行目「心配です」の文で分かりますが、今現在あなたにはお子様は必要ありません。
周囲の人が言っている言葉は、非常にあやふやです。
とろさんは、周囲の根拠のない発言に振り回されていませんか?
私が思うに人生は山登りに似ています。
当然、山頂を目指す訳ですが、山頂に着いてから何かをしようとしても、もうそれ以上、上はありません。
山頂から今まで来た道を振り返るだけです。
何が言いたいのか・・・
登山は道中を楽しめてこそ幸福感を実感できます。
登山道で見つけた花の写真を撮り、周囲の景色を感じる。
そこは、他人が入り込める余地などなく、自分自身を大切にできる時間。
人生も同じです。
他人に、あれやこれや振り回されず、御主人との二人の時間を大切にし、自分で決めた道を進めば山頂に着きます。
これが、他人の道を通れば、道迷いの果てに滑落するかも知れません。
そして無事山頂に着き、通ってきた道を、御主人と振り返ってください。
あの辺りは、しんどかったけど、楽しい思い出が詰まってたね。など。
人生の結果より、今まで進んだプロセスを大切にして下さい。
その中で、幸せの道を選択すればいいのではないでしょうか。
この先はあなたたちご夫婦が作り出すものです。
多数決、右にならえで、人生の選択をしても、とろさんに適した生き方かどうかは分かりません。
「~すべき」など、かたくなにならず、柔軟に物事を決めていただきたいと、少なくとも私はそう思いました。
自分の思考を信じず、生まれながらに備わっている自分を信じる
冷たく突き放すような言い方になりますが、正直言って考えても仕方がありません。
ウチの奥さんも「私は子供産みたくない」「育てる自信がない」と言い続け、妊娠してもなお「やっぱり嫌だ」とブルーになったりしていましたが、今は子供にベタベタです。
なぜでしょう?
実際に産み、赤ちゃんの顔を見た瞬間に母親としての本能のスイッチがカチっとONになるからです。そんな風に進化しているんです。その本能を信じて下さい。というか信じる他ありません。むしろ全然賭けじゃなくて自然の摂理ですから信じましょう。この手の不安は実は出産あるあるなんです。だから大丈夫。全員そうだとは言いませんが、とろ様と同じ人はたくさんいます。ニュースになるような虐待をする人たちはとても目立ちますが、『少数派だからニュースになる』だけです。
>ここまで考えていると、自分のことばかり考えてしまっているのに気づき、それにもすごく腹が立ちます。
そうですか?私だって後継者が必要だから男の子を望みましたし、将来のことを考えて女の子も望みました。男の子でも嬉しい。女の子でも嬉しい。だって欲しいんだモン!!そんなモンでしょ。私の感覚ではそれが『望まれて生まれてきた』ということだと思うのですが、いかがでしょうか?
>もし子どもがいたら、夫を独り占めできないとワガママなことを考えてしまいます。
それは真逆のことを心配した方が良いです。多くの女性は出産して母親スイッチONになると、夫のことが気持ち悪くなります。それはホルモンバランスか何かソッチ系の現象で一時的なものですから心配はいりません。ただ、知らずにその時期を迎えてしまうとお互いにショックを受け、浮気に走ったり離婚を考えたりしてしまう場合もあるので、事前の夫婦で情報共有と対策(どこまでオッケーか、何をしてあげるかの線引き)をしておくのが望ましいです。
難しく考えることはありません。あなたがお母様から、ご先祖さまから受け継いだ女性としての身体と精神にお任せしちゃえば、なるようになって、出来るようになるんです。考え込む方がよほど精神衛生上よろしくありませんぜ。
ただ、出産関係のコミックエッセイ等で情報を集めるのは強く強くオススメします。
質問者からのお礼
御回答頂きありがとうございます。
なんだかすごく気持ちが楽になりました。
毎日ずっとグルグル悩んでいたので本当に助かりました。
子どもをもつ自分、子どもをもたない自分、
なんというかどちらにも明るいイメージを持つことができました。
これから先どういう道に進んでいくかはまだわかりませんが、自分と夫を信じて周りに流されずに生きたいと思います。
ありがとうございました。