食生活
初めまして。
ご相談させて頂きます。
食生活の事です。
一般人が 禅僧に近い食生活のするのは可能ですか?
食生活の乱れで、心身の疲れが取れにくいです。
精進料理でも可能でしたら、お教えくださいますか?
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
良人行 利他行 という 食事
人が良くなると書いて「食」。
昔はこういうベタな法話ばかりしていました。
こういうことを言うとみんな「へー」とか「ほー」とか思うのですが、今、そんな自分を振り返ると嘘くさくて恥ずかしさのあまり「ひー」とか思います。
ご紹介が遅れました。みなさんの心の健康、心の健全、心の明晰さお届けする「無印良品」を30年以上「無印食品」と読み間違えておりました一、二本足りない「凡T」と申します。
精進料理はレシピ本が山ほどあります。時数の関係上「要点」を申し上げます。
「さしすせそは金をかけろ」がミソです。毎日食べるもんだからです。
砂糖、塩、酢、醤油、ソースじゃなくて味噌。
最近はみりん風調味料、しょうゆ風調味料という、厳しく申し上げれば先祖に唾吐くような商品が多いです。
まずは、そこを天然ものにしましょう。
そして、何より、心です。
心がうまいもんを食べていないと、どんな高級料理を食べとっても真に満たされることはありません。
食べる舌、胃腸が不健康であると、吸収もされませんように、こうして人の話をお聞きいただく上では、まず耳を洗ったつもりできいてくんなまし。
私は、超不健康食生活ですが、今んところまださほど大きな病気はしちょりません。
私よりももっとやせてる人が痛風や糖尿病、脂肪肝にかかってしまい、どうしてなのかと思いましたが、ひょっとすると「これが大事」なんじゃないかなと思い信じてもらえんでしょうが、一つだけご紹介します。
それは、食生活も大事ですが、あなたが人のお役に立つ善行、徳行、おたすけ行、自他ともに善玉菌の活性化される行為をする、積むことです。坊さんの法話でもよく「利他行=よいことしなされ」ということが出てくるでしょう。あれは、坊さんがするべきことじゃなくて「人類はそれをしないとだめ」なのだと思います。お釈迦様も無理して徳行してません。普通に毎日24時間ほとけ行なのです。
自分が自分が、自分の自分のことばっかりということを離れて、自分の持っているもので誰かに尽くす、よきこと、幸せ活動、善玉菌活性化活動をするのです。
食べるという字は人が良くなるというベタな話があります。(ベタ言うな)
本当に人が良くなるには、体だけではだめなのです。
食事も大事ですが、まず、おのれがこころをやすらかに❝やすらけく❞❝やすらかならしむ❞事が心にとっての最高、最上の良人食「法食」です。
まずは朝のお粥から
こんばんは
心身の疲れが取れにくく、食生活を改善させたいのですね。
さて、禅僧のような食事をしたいとの事ですが、私がご本山にいた頃、何人かの仲間が食生活が原因で病気になりました。現代人が急に禅僧のような食事ばかりを取る事は、あまりお勧めできないようです。(本山では、テレビやネットで紹介されているようなおしゃれな精進料理は食べていません)
一方で、私は朝、お粥を食べます。曹洞宗のご本山でも毎朝、お粥を食べています。これは胃腸に優しく良いです。白粥にごま塩をかけてたくあんを添えていただきます。今はレトルトもあるので、手軽に食べられます。
まずは朝のお粥から始めてはいかがでしょう。
あとの昼・晩の食事もバランスよく、よくかんで食べるようにし、また間食もなるべくしないようにしましょう。
質問者からのお礼
光輝様
ご回答頂きまして、
ありがとうございました。お粥から始めてみます。
ありがとうございました。
丹下覚元様
世の中のお役に立つ行いを、少しずつやってみます。そのように動いてたら色々有り難く感じる事が増えて 過食防止になりそうです。
料理中も集中でき美味しく味わえそうです。
ありがとうございました。