自分の人生について
私はいま23歳です。高校を卒業してから、一浪し、大学に入学しました。しかし、なんとなくで入った学校だったため、周りにもなじめなく、学校に行くことも、ほとんどなくなりました。その結果、今年、大学を中退することになってしまいました。以前からこうなることは解っていたはずなのに、いざそうなると、今まで学費を、払ってくれていた親に申し訳なくなり、あの時、少しでも頑張っていればと毎日後悔しています。親が仕事から帰ってきて疲れた顔をしているのを見るとこんな自分でごめんと、涙が出てきます。親は優しいので私がサボっていたというよりも精神的な不安が大きかったのだろうと考えているので私にはあまりキツいことは言いません。
今、私は来年の採用を目指して公務員の予備校に行こうと考えています。しかし、公務員にしても、民間にしても中退者が難しいことはわかっています。
こんな私でも仕事に就き、親を安心させることは出来るのでしょうか。
最近は、毎日ずっと後悔しています。この罪悪感を、少しでもまぎらわす方法はありますでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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【脚下照顧】
”こんな私でも仕事に就き、親を安心させることは出来るのでしょうか。”
今のままでは無理なんじゃないですか?
”この罪悪感を、少しでもまぎらわす方法はありますでしょうか。”
紛らわすだけなら、酒でもタバコでも女でもギャンブルでも、いくらでもありますよ?
毎日後悔している、親の仕事に疲れた顔を見ては涙が出ると言いながら、結局は衣食住が成り立っている、親のすねをかじる今の生活に甘えているだけなのでは?
まずは、近所の喫茶店かコンビニのアルバイトからでもいいので、働いてみたらいかがでしょうか?
公務員になるための専門学校?上等じゃないですか。
あなたの人生に本当にその教養と資格が必要なら、ご自身でその資金を作ってから学校に行ったらどうですか?
まずは足下をよく点検し、ごく身近なところから、あなたにできることを始めて下さい。
親はあなたを心配しています。今のあなたにできる事は、公務員になる事ではなく、公務員になろうと立ち上がる事。そして歩み始めること。そうやって、生きるために一生懸命な姿こそが、親さんの安心に繋がるはずです。
そしてあなたが自信を取り戻すチャンスになります。