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ハスノハのお坊さまに聞きたい事あります

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この前親戚の子から連絡きてお寺に入って修行してお坊さんになりたいと連絡きました。なんで私がお坊さんになりたいのって聞いたら自分を鍛えたいからと答えました。
私もお坊さんの修行は過酷だけど本当にお坊さんになりたいのって聞いたらなりたいと言い切りました。近いうちに返事しないといけないんですが、ハスノハのお坊さまに聞いてからじゃないと返事が出来ないと思い質問しました。
後平日お昼のバイキングに毎週木曜日にお坊さま出てましたが今は出てないんですね。ハスノハのお坊さまも出られてた事がありました。
お坊さんになるために私から親戚の子にアドバイスした方がいいのでしょうか❓それともお坊さまからの返事をそのまま伝えたい方がいいのでしょうか❓よろしくお願いします


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分をやらない心

坊さんになって「わたし」をしたって本当は坊さんとは言えません。
そういう坊さんが世の中には多いです。
どういう意味であるかは、そのうち分かると思います。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

アドバイスなさって下さいね

拝読させて頂きました。
そうですね…そのお子さんがお坊さんを目指されるのは素晴らしいことかと思います。
お坊さんを目指すという事が仏道修行なさり、人生や己の生き方を問いながら道を求める事ですからね。
ぜひとも頑張って頂きたいですね。
先ずお坊さんになって修行するにはお師匠さんにつかなくてはなりません。
例えば菩提寺のご住職様にお話し伺ってみたりしてはいかがでしょか。
或は仏教には様々な宗派がありますのでいろいろ調べてみてどの宗派の教えがそのお子様が望むのかよくよく検討なさってみてもいいのではないでしょうか?
大体の宗派の概要はネットでも調べられますから興味を持った宗派の本山や宗務庁に問い合わせてみてもいいのではないでしょうか?
恐らく宗門の大学に進学なさってその後で本山等に修行に入ることになります。
その際にお師匠さんが必要になります。
その点も宗務庁に問い合わせてみて下さいね。

番組バイキングにはハスノハのお坊さんは出演してますね。私の友人も結構出演してます。出演依頼がないと出演できないでしょうからTV局によるものと思われます。

まあいずれにせよそのお子様が仏道修行を求めることは尊いことですからあなたからもアドバイスなさってみて下さいね。

そのお子様がこれから仏道修行に入り、正しく道を求めていかれて人々を正しくお導きなさって下さるような立派なお坊様になって下さいます様心からご祈念申し上げます。
合掌

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おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

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