お坊さんになる方法
大学で歴史学を勉強しているのですが、史料の多くに寺院が出てくるので、お坊さんにとても興味があり質問させていただきます。
お坊さんにはどのようにしたらなれるのでしょうか。修行にいかれる際は、なにか特別な手続きが必要なのでしょうか。また、1番思い出に残っている出来事はなんですか??
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どの宗派がよいかをまず考えてください
真面目なお坊さんだったら頭から湯気を出して怒りそうな文面ですね。だけど、そんな軽いノリの人の方がよいお坊さんになるのかもしれません。これも何かの縁なのかもしれませんし。また、仏教宗派のやっている大学の先生のなかにはお坊さんとしての活動はしていないけどお坊さんになっておられる方も多いです。
さて、どうやったらお坊さんになれるのかにお答えするには、まずどの宗派のお坊さんになるのかを決めないといけません。決まったらその宗派の本山に問い合わせてください。
私は浄土真宗の西本願寺です。お坊さんになるためには10日ほど京都のお寺に籠って研修を受け、それが終ったら本山で儀式を受け、晴れてお坊さんになります。それに先立って研修を受けるための研修みたいなものを受ける必要があります。また、どこかのお寺の住職に種類を書いてもらいハンコを押してもらって住職に身元保証人になってもらわないといけません。
なお、同じ浄土真宗系でも一日でお坊さんなれる宗派もあります。
浄土宗の場合
まず得度式を受け、師僧を決め、僧籍登録すればお坊さんにはなれます。住職資格を取得するには、宗門大学に通って加行単位を取得し、加行をうける必要かあります。一般大学からは、少僧都養成講座を受けるか、宗門大学に編入学するかです。
一番思い出に残っていることですか?加行中に衆僧供養で、マクドナルドのハンバーガーが出たことです。衆僧供養とは修行僧への差し入れのことで、全員にならいいんです。それぐらいですかね?