自分の心が怖い
回答 1
有り難し 15こんにちは。初めて此方に投稿させて頂きますヒサシというものです。
お坊さん助けてください。
もう自分自身の心が分からなくて不安になります。
僕は不定愁訴になりました。不定愁訴とは診察しても異常がないのに病状があることです。
そこで医者にストレスか何かからじゃないですか？自分自身を整理してみては？と言われたんです。
それで自分自身を見つめ直すことにしたんです。
ちょっと目を閉じて自分とは何なのか？僕は一体どういう人なのか？
そう考えていくと僕って何者なのか？この考えているのは本当に僕なのか？この精神、心とは何なのか？
何か考えても暗闇の中にスゥーっと消えてしまう。この心の中は宇宙のように広がっている無の空間、ブラックホールのように感じて死を思わせるのです。
そう思うと無性に怖くなって家を飛び出して3分ぐらい走っていました。家に帰っても震えがずっと続いていました。
その後、震えとかは収まりましたし、考えるのもやめようとしましたがご飯食べている時もお風呂に入っている時でも何をやってる時でも霞がかってモヤモヤします。
またたまに思い出してしまいとてつもない不安と震えが来ます。
こんなこと考えてるのをやめればいいとは思うのですが、やはり思い出したりして苦しいです。
何とかなりませんか？よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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穴
自分自身とはなんなのか？
有る意味では人生のテーマのような問題ですよね。
ヒサシさんは、ブラックホールのように感じたのですね。
なるほど。
では同じ穴で、例えばドーナツの穴はどうでしょう？
ドーナツの穴ってありますよね。
じゃあ、その「穴」には何がありますか？
…何もありませんよね、だって「穴」ですから。
ドーナツの穴は、周りにドーナツがあるから存在します。
ドーナツの穴をヒサシさんに置き換えてみましょう。
すると、ドーナツの部分がヒサシさんをとりまく沢山のご縁です。
自分が「私」と考える存在は、周りのすべての存在のおかげで成り立ってると考えてみましょう。
同時に、ヒサシさん自体も誰かのドーナツ的存在なんです。
このような教えを仏教語で「諸法無我」といいます。
私たちをちいさーくちいさーーくバラバラにすると「原子」の集まりになります。
この原子や電子の世界では「見られる」だけで動きに影響があると実験で証明されています。
またアメリカでは、距離に関係なく祈りの力があることが証明された実験もあります。
すべてのものは、ただ存在するだけでお互いに影響しあっているんです。
そして、見たり思ったりするだけでエネルギーを生みます。
ならば、なるべくいいエネルギーを生み出せるような思考や行動をしていくのがいいんじゃないですかね(^_^)ﾉ
自分自信とは何なのか？
お釈迦さまも同じことを考えました。
ぜひ仏教を学んでみてください。
きっとヒサシさんなりの解答が見つかって、いい影響があると思いますよ！
質問者からのお礼
日顕様お忙しい中、返答ありがとうございます。
心がブラックホールと思っていましたが、ドーナッツの穴のように何もなく僕自身が勝手に作り出しただけだったということでしょうか。
僕自身は周りの人達のおかげで成り立っていて今があるということですね。
見たり思ったりはエネルギーを生み出し、よい思考行動をした方がよい。つまりプラス思考していくことがいいんでしょうね。
ありがとうございます！まだモヤモヤはありますが少し気持ちが晴れた気がします。
お釈迦様も自分自身とは何なのか考えたんですね。
どういう考えが出たのか気になりますし、仏教にも興味が出てきました。
こういう悩みは人に話しても考えすぎだと言われそうで話せませんでしたが、親身に話をしてくれてありがとうございました。
