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年末年始休みの過ごし方

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有り難し有り難し 23

明日母親の一周忌法要です。一人で過ごす年末年始は初めてなので、頭が変になってしまうのではないか不安です。しかも母親の命日が元旦です。普段の休みの日は、ゴロゴロして過ごしています。買い物もセブンイレブンに行くのが、やっとです。テレビもほとんど見ていません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お母さんの死のせいにしない生活でお過ごしください

はじめまして。亀山純史と申します。
アッキーさんは、お母さんが亡くなってから無気力になり、このハスノハへの相談も何度もなされているようですね。
さて、お母さんが亡くなってのそのお気持ちはよく分かります。私事ですが、私の一人息子は、今年の2月に突然死でお浄土に還って往きました。そのため、このハスノハへの回答にも手が付けられない状態が先月まで続きました。しかし、このままでは、すべきことが出来なくなっていることを、息子の死のせいにしていることになるのではないか、と思うようになりました。アッキーさんにしても、ズルズルと今の生活から抜け出せないと、それは、お母さんの死のせいにしていることになると思います。お母さんは、あなたの今の生活を自分のせいにされて、喜ぶでしょうか。この世の無常を受け入れて生きていくことこそが、お母さんの死を無駄にしないことです。
明日は一周忌の法要とのことですが、今日からは、お母さんの死を無駄にしないことを、墓前にてお話なさったらどうでしょうか。
年末は大掃除の時期です。まずは出来る範囲で構いません。部屋を綺麗にしましょう。常に、お母さんはあなたのそばにいてくれます。新年は静かに、お母さんのせいにしないで、お母さんを想う生活でお過ごしください。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

質問者からのお礼

亀山純史様  ありがとうございます。
私は元々気が弱い人間で、母親のことが原因ではないと思います。中学二年の夏休みあけの日に夏休みの宿題を最後の日に徹夜したが終わらなかったことに対して、担任に「お前は何事も切羽詰まってする性格で治らない」と言われました。今まで何事も逃げて生きてきました。これからも、そうなってしまう気がします。

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