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肩の力を抜く

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

よく周りの人からもう少し肩の力を抜いても良いと思うよ と言われます。でもどうやって肩の力を抜くのか分かりません、肩の力を入れたくて入れているわけではないし、逆に肩の力を自分で入れているわけではないので、抜き方が分かりません。
どうやって「肩の力」というものを抜くのでしょうか?リラックスすることなのでしょうか?でもリラックスする方法を探していますが、見つかりません。お風呂は大好きですが、入浴している時も色々と悩みや行なっている事の事について考えてしまいます。だいたい寝る時以外は物事について常に悩んで考えています。確かに自分でも疲れます。少し楽観的と言いますか、どうにかしたいです。
どうすれば良いのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

柔軟に、でしょうけれど

こんばんは。「よく」周りの人から言われる、とのことですが、それはみんな「具体的な会話の流れ」の中で出てくる発言なのでしょう?であれば、それを言われた直前の、貴方の発言が何であったか?それを見ないことには「どんな意図だったか」は分からないのです。辞書的な意味は「頑なに考えないように」という意見だとは思いますが、どんな言葉も実際には文脈の中で理解しなければ分からないものです。貴方が「肩の力を抜いて」という言葉に引っかかるならば、その会話を慎重に思い出さねばなりません。
あと、将来のこととか、「いまは考えても仕方ない」ことは多いですよ。沢山の選択肢や可能性があるのに、「今分かっていること」から全てを描こうとしていませんか?もしもあなたが無限の「もしも」を考えてしまうなら、そのセリフは「もっと状況が具体的になってから決めれば良いのではないか?」という意味かも知れません。
その場その場での柔軟な対応ができる状態を作っておくことも、自由を手に入れる手段のうちですよ。

早速の返信、ありがとうございます。
そうですか、あなたが今困っているのは何でしょうか?他人からそう言われるとしても、「言われて辛い、苦しい」なのかしら?
「考え過ぎて疲れる」、そりゃ普通のことです。で、「これ以上考えても仕方ない」と思っても、また同じことを繰り返してしまうのですね。「疲れたから、やーめた」ができないのが苦しいのかも知れませんね。
私としては、「思い切り、突き詰めて考えたいことは、トコトン考えられる」というのは、若さもあって一種の幸せな状態だと思います。
疲れたって、それで死ねわけじゃないので、そのままでも良いようにさえ感じますが、敢えて背中を押すと、「考えを図示してみたら?」と思います。マンダラートを使ってみるのもいいかも。「これ以上は不確定要素で分からない」つまり行き止まりが見えると、ゴールは見えなくても納得はできるかも知れませんよ。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
だいたい周りの人に言われる時を考えて見たのですが、周りの人から言われた言葉を思い出しました「あなたは0か100かの人だよね」と
やらないなら全くやらない、やるならば尋常じゃないほどに打ち込んで完璧に仕上げたい性格だよね の様な事を言われました。 
あとは 「もう少しラフに考えなさい」「どうにかなるさ と思いなさい」
僕の肩の力が入りすぎる理由はこれなのでしょうか?

またご回答で思ったのが、僕は「もしこうなったらどうしよう」と思うくせがあります、「もっと状況が具体的になってから決めれば良いのではないか?」というご回答を心に入れておき、実践しようと思います。

多分このような背景があるので、言われるのだと思います。アドバイスはありますでしょうか?
ご返信お待ちしています。

ご返信ありがとうございます。
周りから肩の力を抜きなさいと言われて確かになと思います。自分でも考えすぎて辛い時はあります。マンダラートをやってみようと思います。ありがとうございました。

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