子供の頃に経験した祖父の死について今でも後悔しています
私は、子供の頃毎週のように母方の祖父母の家に遊びに行っていました。とっても楽しい日々でした。
しかしある日、祖父母は離婚してしまいました。子供だった私に大人達は理由を教えてくれず、その時から何故か祖父とは疎遠になってしまいました。
それから1年くらいして、祖父が急死してしまいました。
そのときの事や、葬式のことは今でも鮮明に思い出せます。
しかし祖父と最後にいつ会ったか、最後に何を話したかなどは思い出せません。
きっとそれが最後だと知らなかったからでしょう。
祖父と疎遠になってしまったのは、
単に母が祖父の元に会いに行かなくなってしまったからで、理由はどうあれ、子供の私が「祖父に会いたい」と言っていれば会わせてくれていたと思います。
でも、私はまたいつか祖父に会えると思い、わざわざ「会いたい」と言い出すことはありませんでした。
結果、そのいつかは永遠に来ず、祖父が亡くなって14年経った今でもずっと後悔しています。
「祖父に会いたい」と言っていれば、祖父と疎遠になっていなければ、何か変わっていたのではないかと。
祖父は、孫の私をとても可愛がってくれていました。
疎遠の間もきっと会いたいと思ってくれていたと思います。
今でも祖父のことを想うと涙が止まりません。
私はこの先いつか死んだ時、祖父に会えるでしょうか。
祖父はこんな私のことでも見てくれているでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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過去にとらわれず生きる
良子さんこんにちは。
良子さんはお祖父さんとはどれくらい仲が良かったのでしょう?
可愛がってもらっていたのかな?
お祖父さんのことが好きだったんですね。
けれど、もう終わってしまったことですよね、時間は戻せないし、今さらあれこれ妄想しても、何が変えられるのでしょうか。
あなたが「祖父に会いたい」と言っていれば、会いに行けたかもしれないけれど、スル-されていたかもしれない。
もし会ったところで、何も変わらなかったかもしれない。
結局は「たら、れば」
どれだけ想像しようが、空想、妄想でしかない。
やめろとは言いませんが、ほどほどにしときましょうよ。
良子さんは20代、もっと思い切り遊んで人生を謳歌してほしいし、あなたが幸せになることが、何よりお祖父さまへの供養だと思うのです。
小池一夫氏のことばです
「終わった過去を過大評価するな、これからの未来を過小評価するな」
あなたが泣いていたら、きっとお祖父さまも悲しむと思いますよ。
拝読させて頂きました。
突然のお祖父様とのお別れを今でも悔やんでいらっしゃるのですね。そしてお祖父様がお亡くなりになられ悲しみがつのっておられることでしょう。
あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
お祖父様はあなたを今までもそしてこれからもずっと愛していらっしゃいます、そしてずっとお見守りなさってくださいます。
死はあなたとお祖父様とのご縁を分け隔てるものではありません。
お祖父様は仏様のもとで心安らかになられてあなたをずっとお見守りなさっていらっしゃるのですよ。
あなたはどうかこれからもお祖父様を思い手を合わせて真心込めてご供養なさって下さいね。あなたの思いは必ずお祖父様に届きますからね。
あなたがこれから健やかに成長なさり充実した毎日を過ごしていくことをきっとお祖父様は願っていらっしゃいますからね。