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日本の今後と私の家族が不安です。

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私は家族が大好きです。
祖父母、両親、弟2人の家族全員が幸せに生活してるのを見る事が本当に幸せに感じます。

少し変な悩みかもしれませんが聞いてください。
日本は今後、自然災害や少子高齢化による社会保障問題、他国との紛争など様々な面で困難に直面すると考えられます。そうした時に、家族が辛い思いをする可能性がある事を考えると、頭がおかしくなりそうになります。

私は小さな頃から家族に迷惑をかけてきました。内気で自己表現が上手くできず、また物事を深く考えすぎてしまう性格のため、中学校を卒業するまでは学校に行かずに引きこもっていました。祖父母にも両親にも大きな心配をかけました。また、その当時から最近までは家族に対して嫌悪感を抱くこともありました。

ですが、私が消防士として地元での就職が決まった事に対して、祖父母と両親が本当に喜んでくれた事や、大学まで行かせてくれた事、今まで育ててくれた事を考えたときに、本当は私は家族の事が大好きだという事に気付きました。

今後、家族と暮らしていくにあたって、祖父母と両親には幸せに天寿を全うして欲しいと考えています。ですが、今後の日本は、今のような暮らしやすい環境を保つ事は困難だとどうしても考えてしまい、気持ちが沈んでしまいます。私の悪い癖です。

自然災害や戦争の可能性を考えた時に、家族が辛い思いをする事が本当に怖いです。仕事柄、私の方が早く殉職する事も考えられます。せめて両親が亡くなるまでは何も起こらず安心した状態で生涯を全うしてもらいたいです。考えが堂々巡りしてしまい、不安で不安で仕方がないです。こんな質問は知人には面と向かって話すこともできません。私はどうしたらいいでしょうか、教えてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

諸行無常

未来が不安定なのは、今に始まったことではありません。
大規模災害なんか来なくても、人はいつどうなるかわからない。
それが普通なのです。

野生動物なんかは、常に外敵の恐怖を意識しながら暮らしているはず。
そういう意味では、今、恐怖を感じ続けているあなたの心は「畜生」状態なのかもしれません。
神様(天)なんかは、神様(天)にも寿命があるものの、災害の恐怖はあまりないかもしれません。「天」の心なら、あまり恐怖のない生活かもしれませんね。
あなたも、あまり心配しない「天」の心か、せめて、適度に時々心配する「人」の心を目指しましょう。
人間の脳は、毎日怯える「畜生」の心にはむいていないんじゃないでしょうか。だから、「畜生」状態(毎日ビクビク)の心が常態化すると、心身がストレスでまいってしまう可能性もあります。

社会問題や地域の防災についてとりくむのは大事ですが、常に具体的に、できることをできる範囲でやればよいだけ。
どうせ悩むなら具体的に悩みましょう。
防災グッズのことや、地震保険のことや、戦争を防ぐためにどの政治家に投票しようかとか、日常生活では具体的な選択肢があります。
そういう具体的な思考をしましょう。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
初めて相談でき、心が軽くなりました。
人はいつどうなるか分からない、それが普通というお言葉がとても心に残りました。
具体的に考え、できる事をできる範囲でやっていこうと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ