安心して暮らすには
いつもありがとうございます。
なつと申します。
今回は安心して暮らすにはどうしたらいいか伺いたいです。
ここのところ物騒なニュースも多く、犯罪に巻き込まれるのではないかという思いが強いです。
でもそれを不安に思っていても思っていなくても犯罪に巻き込まれる確率は一緒だと思います。
それなら心配しないでいる方がいいと思うのですが、どうしても不安が強いです。
不安を遠ざけて安心するにはどう考えたらいいでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
対策と、すぐに相談出来る先を知っておくことも大切。安心できる
そうですね、私も怖いなって思います。だからこそ、出来るだけの対策はしましょうね。
例えば、危険だと感じる場所(人混みや知らない不慣れな場所)は長居しないようにするとか、戸締りをしっかりする、持ち物の整理や確認、知らない電話や封書など対応しない、などね。
何か違和感を感じたら、家に帰るようにしたり、持ち物の確認を。そのためにも、日頃から荷物の整理をね。
また、何かあれば、すぐに相談出来る先を知っておくことも大切ですよ。私は日頃 行政の相談員もしていますので、何かあれば繋がってくださいね。
こうして、対策と繋がりをしっかりしていれば安心だと思いますよ。
「実際の事実」と「自分の頭の中で思っている事」との違いを学ぶ
(*'▽')
人はいつでもどこでも誰も「自分の今の事実」しかありません。
いつかきっと、ああなんじゃないか、こうなんじゃないか、こんなことが起こったらどうしようと思うのは「頭の中の現実ならざる思い」ですから、それは「自分の今の事実」ではないものですよね。
人は必ず、今と共にあります。
人はどんなにひどい目にあったとしても、直後に真新しき今と共にあります。
思い、思考というものは便利に使えば人間の生活を豊かにする素晴らしいツールとなります。
ですが、用い方を誤りますと、不安や妄想にもなりましょう。
もちろん、危険回避のために用いれば万全なセキュリティも身に着けることもできましょう。
さらには、心をより豊かに向上させようと願って、仏の教えを学べば、心は強く、豊かになり、聡明にもなりましょう。
不安というものは、この身心が危険な目にあうことを恐れる心理です。
確かに世の中はニュースをみれば今日も全国各地、どこかで、といってもあちこちでどこでも起きているわけではありません。
不安なことを思ったとしても呼吸は無関係に「どこ吹く風」と言わんばかりになされているはずです。
人間には状況を判断する力があります。
よって、今の状況を正しく観察して見極めて、自分の考えたこと、思ったことと大きくずれているということを認識する習慣を身につけましょう。
自己防衛の心理が強く働いている時は、最悪の事態を回避するためにあらぬことも想像するものですが、、、、それでも実際の事実は「どうか?」と問う必要があります。
心が不安になったり、悩まなくなるために大事にしていただきたいポイントをいくつか書いておきます。
事実確認。
実際ぶっちゃけどうか。
思ったことと事実とは違うということを知る。
思ったことと事実とは違うということを実際の事実を通して脳に学ばせる。
事故もカミナリも終われば、それはすでにない。
わたしは師匠から事故にあったとき「交通事故はぶつかった瞬間だけで、その直後は片づけだ。」と言われてハッと目の覚める思いをしたことがあります。
事実というものは絶対に人の思いとは無関係に存在しています。
思いというものは事実と限りなくそっくりであっても、それは思いでしかないということを丁寧に学ぶということは人生におけるあらゆる不安を取り払う最短の道です。
質問者からのお礼
田中三恵様
ご回答ありがとうございます。
できる限りの対策をしようと思います。
とくに持ち物の整理は頑張ってやっていきたいです。
「何かあれば繋がってくださいね。」と言っていただけて心強いです。
ありがとうございます。
丹下覚元様
ご回答ありがとうございます。
私が思っていることは事実ではないということ、ハッとしました。どんなに不安に思ったところで、それは思いでしかなく、事実ではないのだと、しっかり区別がつけられるようにしていきたいです。
ありがとうございました。



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