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我慢の度合いがわかりません

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

人と関わるのに、我慢する事もあると思うのですが、その我慢が私は苦手です。ネットもリアルも何か言われてその言葉を飲み込むけど一時的な事で、何かの鬱憤で爆発。

我慢をするとは、どのていどでしょう。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

怒りの炎はすべてを焼き尽くす。

”何かの鬱憤で爆発”
日々の「怒り」の始末に困っているということでしょうか?

”我慢をするとは、どのていどでしょう”
昔から「仏の顔も三度まで」という言葉はありますが、怒りも鬱憤も溜めないに越したことはありません。とはいえ、いつでもどこでも怒っていてはご自身も周りの人もたまったものではないですね。

【貪浴・嗔恚・愚痴】という人間を心身ともに蝕む3つの猛毒があります。
怒りは2番めの嗔恚に当たります。
揮発したガソリンが充満する部屋の中では、ハイヒールでコツンと歩いたときの極々弱い静電気でさえも大爆発を起こすそうです。「怒りの炎」とはよく言ったもので、どんなに小さな火種でもすべてを焼き尽くす恐れがあります。例えば、入社以来、ずっと安月給に耐えてきたのに、定年退職1日前に怒りに任せて社長をブン殴れば、退職金も受け取ることなくクビになるだけでは済まないでしょう(笑)耐えに耐えてきた数十年の苦労は、一瞬でパーになりますね。

他人様から言われる辛辣な言葉は、あなたにとって栄養となるものであるならば謹んで素直に頂戴しましょう。でも、明らかに謂れなき単なる誹謗中傷であるならば、我慢するというよりはスルーしましょう。もしくは、できるだけ早く負の感情を手放しましょう。鬱憤を爆発させるのではなく、ぱっと手放しましょう。それこそ仏教には色々な対処法が伝わっております。興味がございましたら、ぜひ有縁の法に依って学んでみてください。

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質問者からのお礼

アドバイスありがとうございました。
パッと手放すということが今までできなくて、苦しかったのだと改めてハッとしました。

「悪意があって言ってるんじゃないだろうから、聞きいれたほうがいい」と思うこともあり
でも、”言われていることに納得できない”ということが多々ある。

そういう経験をしている中で、なかなか手放せないことが多いなと改めて思いました。

怒るという行為も、正直な所疲れます。でも、また同じようなことがあり怒り・・・
負の感情を手放し方がわからず、どうして良いのか途方にくれておりました。

きっと 「嫌われたくない」「どうしてわかってくれないの」という気持ちが
自分に強くあるからだと振り返りました。

「ぱっと手放しましょう。」というお言葉、イメージしやすく 読んでいてなんだか
軽くなった気にもなりました。こちらに書いて良かったです、ありがとうございました。

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