自信とは何でしょうか
自分に自信を持て、とはよく言われることですが、「自信を持つこと」と「他人と比較して秀でていると思うこと」の何が違うのかがわからず困っています。
私は自信を持つことを後者として解釈しているため、自分に自信をもつと言っても人と比べて劣っている部分ばかりに目が行ってしまい、とても自信を持つなどできない状況です。
「自信を持つこと」の正しい解釈の仕方と、自信を持つ方法について教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自信とは「他と比べない」こと。またそんな生き様を言います。
自信とは「他と比べないこと」…これに尽きます。
自分を信じて下さい。自分が自分を信じないで誰が信じますか…。
そして大事なことは、その信じるべき自分とは「仏法に則った生き方をしている自分」ということです。自分勝手な思いで生きる自分ではありません。
難しく感じますか? どうぞ、このハスノハ僧侶方のおっしゃっておられることに耳を傾けて下さい…仏法に生きるお方々の思い、生き様をどうそしっかりと受けとめて下さい(私もこのハスノハ僧侶の一人ですのでちょっと申しにくいのですが、大目に見て下さい)。
正しい生き方をなさって下さい…それは自分の劣っている部分を探し回る生き方ではなく、自分に何が出来るかを考え、すぐそれを実行する生き方です。そして失敗しても、またすぐに立ち上がり、新たな行動を起こす生き方です。
あなたのことを仏様が優しく、温かく、しかし しっかりとご覧になっておられます。
どうぞ、あなたの人生を着実に生き抜いて下さいませ。
保科さま
「自信を持つこと」と「他人と比較して秀でていると思うこと」
の違いですが、比較するときは学力であるとか身体能力であるとか
部分、一面、ある条件下の比較ということになると思いますが、
自信というのはその人自身、全体にかかってくるものだと思います。
自信を持つということは、何かが出来るとか出来ない、
何かを持っている、持っていない、そうしたことに関係なく
無条件で、ありのままの自分を認められ、みんな対等と思える、
そうゆう自覚を持つことだとわたしは思います。
誰にも備わっている命の大きな力、完全性を自覚することでも
あると思います。
この辺のこと書ききれませんので、もし宜しかったら
私が書いたものですが、こちらをお読みください。
http://butujinosoudann.webnode.jp/
こころについて・自己信頼です。
自信を持つ方法ですが、自分に自信があっても無くても、
人には初めから大きな力が備わっていると思います。
自信がないというのは、自分の力を信じていないという
ことですから、自分の力は発揮できないと思います。
逆に自信があれば、どんどん力は引き出されてくると
思います。
いずれにしましても、力はあるのですから、
「自分には大きな力がある」ときっぱり決めて、
そしてことに臨まれるといいと思います。
何度か試しているうちに、今までとの違いや変化が
感じられるのではないかと思います。
決めてしまう、というのが一番の近道だと私は思います。
自燈明 法燈明
拝読させて頂きました。
自信とは自分を信じる事、そしてありのままの自分を受け入れて行く事ではないでしょうか?
日々私達は移り変わり成長して老いていきます。そのような自分であることを受け入れて行く事で誰でもない自分を信じて生き抜いていくことができるのです。
お釈迦様のお言葉「自燈明 法燈明」
自らを燈火として正しくゆるぎない己を頼りとして、仏様のみ教えである正しき法 真理を燈火として
どうか自信をもってこれからの人生を生き抜いて下さいね。
仏様はいつでもあなたをお見守り導いて下さいますからね。
質問者からのお礼
自分を信じるというのはまだ難しいですが、自分に出来ることをひたむきにこなす姿勢は取り入れられそうです。そうしていく中で自分を信じられるようになれれば良いなと思います。
ありがとうございました。