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離壇料について

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今檀家になっているお寺をやめて、違うお寺のお世話になりたいと思っています。
代々お世話にはなっているのですが、お墓の継承者がおらず永代供養をお願いしたところ私には支払えない金額だったので、別のお寺の永代供養墓にお世話になりたく思います。

そこで、檀家をやめることをお坊さんに言ったところ、離檀料を請求されました。何百万でした。
おとなしく私も墓にはいればいいのでしょうが、実家のお寺なので私は嫁ぎ先にはいります。姪っ子も嫁いでますのでお墓を守れません。どうすればいいでしょうか。

離壇料のことが頭から離れなくて悩んでいます。そんなに払わなくてはいけないのでしょうか?
また払わなくてはいけないものなら、額はどのくらいが平均なのでしょうか。

ちなみに寄付金の請求がくればきちんとお支払いしていますし、毎年の檀家料も納めています。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

離檀料とは、仏教には全く無い観念です。

宗教的にも法律的にも支払う必要はありませんから、
いただかない寺院も多いと思います。

でも、
境内御墓地ですと御骨が人質のようになっていますから、
なかなか強気に出られないですよね。

数百万円だなんてひどい金額ですから、
役所や弁護士さんに相談した方が良いかもしれません。

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 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

「離檀料」など必要なし!

「離檀料」などという根拠のないお金など、全く支払う必要はございません。
本来寺院側から請求してしまうと、お布施ではなくなります。それに、何百万円というのは、明らかに異常です。離檀料など、当山の場合も当然いただいておりません。大多数の寺院がそうだと思います。

お墓がその寺院の境内墓地にあるのでしょうか?以下寺院の境内墓地にお墓がある場合です。
他のお墓にご遺骨をお引越しする際、墓地埋葬法の規定で、「改葬許可証」というものを提出されないと、お引越し先の墓地の管理者はご遺骨を埋蔵することができません。その「改葬許可証」を発行してもらうには、役所規定の書類に、現在ご遺骨が安置されているお墓の管理者(寺院の住職)の署名捺印が必要です。
「離檀料」を払わないと、その書類に判を押さないなどと脅されるケースもあるそうです。俗に言う「人質」ならぬ「墓質」というものです。法的にも根拠のないお金なので、支払う必要はございません。

ご先祖様の大切なお墓です。ご先祖様や質問者様のことを考えると、なるべく争いごとは起したくないと存じますので、まずはその寺院のご住職に交渉してみる方がいいと思います。ただ、そのご住職が何百万円と請求されるくらいなので、今まで泣き寝入りしてきた方もいらっしゃるのかもしれません。交渉して無理なようでしたら、石材店、役所の担当者、法律の専門家などにお聞きするのがいいと思います。

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浄土宗の僧侶です。一緒に悩みましょう!

離檀料が、分かりません。

基本はお布施でなければなら無いと思います。

少し強い態度に出ても、良いとおもいます。

この金額の根拠を、文書で請求してください。

話しにならなければ、そのお寺の本山に意見してください。また、税務署に相談するとも伝えてください。

また、弁護士に相談すると言う手段もあります。

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おきもち

ラジオ パーソナリティ 『 命の 相談会 』開催 愛知県愛西市 の 大法寺 の住職をしております。 大法寺は、代々尼僧寺院であり、苦しんでいる女性を救い 「 おわりはじまりのてら 」 「 尾張の駆け込み寺 」と、呼ばれておりました。 白龍が住んでいると言われている、樹齢650年の大楠の元に、倶利伽羅不動明王の祠が有ります。 その宝剣で、悪い縁を切って下さると言われ、『 悪縁切り供養 』をしています。 病気、人間関係、依存症、自分の中の悪い想いを 切って下さいます。 縁切りの絵馬に、切りたい縁を書き込み、縁切りのお護りを授与しております。 是非、お参りください。 『 命の相談会 』 を、開催しております。 胸の中にあるもの、だれにも言えない事を、全て吐き出しましょう。 一緒に泣きましょう、一緒に叫びましょう、一緒に笑いましょう。 自坊、ショッピングモール、赤十字血液センター、カフェ、放送局、等で 定期的に行なっております。 日程は、ホームページで、確認してください。 ホームページ www.daihouji.org 『 樹木葬 大法寺 』 『 縁切り 大法寺 』 で検索してください。 緊急の場合 苦しかったら、辛かったら、電話ください、 09066179353

頭の中は銭銭銭。

離檀料とは「先祖代々永らくお世話になりました」というお礼金の事だと思われます。(僕はいらないと申し上げているので、あくまで想像ですが)

お寺さんがお礼を求めているなら
貯金を全部おろしてきました、と一言添えて、適当に払えるだけお包みなさったらよいかと。

しかし、僕の感覚で申し上げるならば
お墓の撤去費用に色つけたくらいでよろしいんじゃないですか。

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おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

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