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死んでしまいたいです

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生きてるのがとてもつらくて、死んでしまいたいです。

大学で一人だけ留年しました。
周りの友達はみんな順調にいってるのに、自分一人だけ留年しました。

自分の年では、みんなしっかり働いているのに自分だけ家でなにもできません。

誰かに会わせる顔もありません。

こんなので自殺とか、あまいって思われるかもしれませんが、自分にとっては死にたいぐらい辛いことです。

気持ちをどうすればいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

原因にも目を向ける生き方。物事の結果はそれを教えています。

こんにちは。亀山純史と申します。
私たちは、ややもすると結果だけに目が行ってしまいます。しかし、仏教では「物事は突然生まれることはない。必ず物事には、原因(因縁)がある。」と説きます。望まない結果、望ましくない結果にも、必ず原因がある。そこに目を向ける生き方を、物事の結果は私たちに教えてくださっていると、私は思っています。残念ながら、起きてしまったことをなかったことにすることは出来ません。でも、起きてしまったことから、私たちが学び取ることは、いくらでもあるはずです。

今日、私は息子の一周忌の法要を執り行いました(*私のプロフィールをご覧ください。)。突然死のため、なぜそうなったのかは分かりませんが、息子の死という結果からは、「人は必ず死ぬ。」ということ、そして様々な原因により、「年の順に亡くなる訳ではない。」ということを、他の誰よりも知ることになりました。起きてしまったことを帳消しにすることは出来ませんが、そこから、これらのことを学び取った一年でありました。

どぅあさんも、自身の留年から、何かを学び取ってほしいと思っています。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

質問者からのお礼

ありがとうございました。

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