自殺した人は皆行く場所は一緒?
主人が今から二週間程前にヘリウムガスで車内自殺をしました。遺書にはたった3〜4行で、幸せな半生だったこと、みなさんごめんなさいとだけ書かれていました。自殺する前、仕事のことや、住宅ローンのことなんかで悩んでおり、自分が死んだら借金は無くなるとか、死後の世界ってあるのかな?など気になる言動はありました。主人が亡くなったあの日から…私は死後の世界は本当にあるのだろうか?と、ずっと考えてしまいます。他に伝えたいことはなかったのだろうか…?まだ伝えたいことあるんじゃないか?など、主人のことで頭がいっぱいなのです。苦しみながら亡くなったわけではありませんが、死後も苦しむことはないのでしょうか?成仏できてるのでしょうか…?まだその辺をフラフラしてるのでしょうか……49日の間は本当に近くに居るのでしょうか……辛いです。会いたくて…
死後の世界があるのか。
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安らかな世界
大切な方を自死(自殺)でなくされ、心よりお悔やみ申し上げます。
浄土宗の僧侶の立場で書かせていただきます。
私も昔大切な人を自死でなくした経験がございますので、かぐや様のお気持ちを拝察すると、胸が苦しくなります。
浄土宗では「即得往生」と申しまして、死後49日間さまようのではなく、命が尽きた時、ただちに阿弥陀様の極楽浄土に往生することができると説かれおります。極楽浄土とは大変清らかで美しく、一切の悩みや苦しみのない世界です。
仏教宗派多々ございますが、私は、ご主人様が間違いなく安らかな世界にいらっしゃると信じております。
また、『仏説阿弥陀経』というお経の中には「倶会一処」と説かれております。「ともにひとつの所で再び亡き方とお会いすることができる」という意味です。死んだらおしまいじゃありません。我々もまた命が尽きた時お会いすることができるのです。
きっとご主人様は安らかな世界で、かぐや様を見守ってくださっております。ご主人様が望むのは、かぐや様の幸せでしょう。本当にお辛いと思います。大切な方を失った悲嘆に対する特効薬はございません。この先も一緒に歩んでいくでしょう。しかし、ご主人様のことを思うなら、かぐや様自信が、少しずつ少しずつ前向きに歩んで、明るく幸せに生活している姿をお見せください。本当にお辛い中、大変酷なことを申しますが、何が何でもしっかり生きてください。そして、いろんな人に頼ってください。
何十年か後、かぐや様がしっかり人生を生き切って、命が尽きた時、必ずご主人様は「幸せに生きてくれてありがとう」とおっしゃるでしょう。
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。救われました…安心しました。ふとした瞬間にあの日の出来事が蘇り、涙が止まらなくなることがまだきっと続くと思います。そして忘れることなどできない、忘れてはいけないこの出来事。でも…私はこれから第二の人生を歩んで行きたいと思います。主人の分まで幸せになろうと思いました。本当にありがとうございました。