自死遺族
息子が半年前に自死しました
もう2度と揃うことのない家族。もう2度と声を聞くことも抱き締めることもできない現実に、時間が経つほどに苦しくなってきました。
彼はお墓に入りたくないって言っていたので、散骨にしようと思っています。粉骨も済ませました。でも、なかなか散骨にふみきれません。このまま家に置いておくのも彼の意に沿わない。いい加減、生きている時に助けてくれなかった毒親から解放されて自由になりたいって思ってるかも?と思うと早く散骨しなくてはと思うもののどうしたらいいのかわかりません。遺族が故人に執着していたら、成仏できないって言われたのですが、私は彼が死んでもなお、彼を苦しめているのでしょうか?
わたしが執着している限り彼はあの世でも苦しんでいるのでしょうか?
家に遺骨を置き続けるのはあまりよくないのでしょうか?
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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散骨埋葬したほうが良い
そうですね。
骨は骨であり手放すほうが良いです。執着せず埋葬、散骨などしたほうが良いですね。亡くなったあとはより身近な存在ととなるので骨がどこにあるかというよりも、より身近な存在となるのです。命の働き全てになると捉えて良いと感じています。
暑さ、寒さ、風、日差し、音、味、香り、全てが命の働きつまりは息子さんそのものと言えます。
もう体に触れることはできない、声を聞くことはできない。しかし、いつでも会える存在になったのです。
あなたが執着している姿そのものが輪廻している姿なのです。あなたが、手放せて幸せを感じられた時が、成仏できた時と言えます。
昔なら葬儀の後そのまま土葬するのが当たり前でした。そうして、昔の人はけりをつけていたのです。
寂しくなったら手を合わせるために、お墓に埋葬していたのです。
手を合わせる場所があると少し安心できると思います。
息子さんは心安らかにご成仏なさります
拝読させて頂きました。
大切な息子様が突然お亡くなりになりあなたは深く悲しんでおられるでしょう、とても悔やんでおられるのかと思います。詳細なあなたや息子様のことや今までの経緯はわからないですが、あなたのその悲しいお気持ちを心よりお察しします。
息子様が心から安らかになります様心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもどうか息子様が安らかになります様に心を込めてお祈りなさって下さいね。至心合掌
以前のご質問でもお話しさせて頂きましたが、息子様は必ず仏様や神様がお救いなさって下さいます、先に往かれた親しい方やご先祖様が息子様をあたたかくお迎えなさって下さいます。
息子さんは仏様や神様やご先祖様のもとで心から安心なさり一切の苦しみや痛みや迷いからも救われ何の憂いもなく清らかにご成仏なさっていくでしょう。そしてご先祖様と一緒に穏やかにあなたのことをお見守りなさっていて下さいます。
あなたと息子様とのご縁はこれからもずっと永遠に続いていくのです。
ご遺骨のことですが、散骨なさることも一つの方法かもしれませんが、しばらくご自宅でご安置なさってご供養なさっても宜しいのではないかと思います。
菩提寺にお墓があればご納骨なさっても宜しいと思います。
全て散骨してしまいますとどこに埋葬したのかわからなくなってしまい後からとても後悔なさる場合もあります。その点よくよくご考慮ご検討なさることが望ましいです。
息子様は必ず心安らかにご成仏なさいます、決して苦しみはありません、迷うこともありません。
あなたの心の状態も今とても不安があると思いますので、あわてて決めて実行することはとりあえず控えて心から息子さんに手を合わせてご供養なさって下さいね。
どうか決してあわてないで下さいね。
息子様が必ず仏様や神様やご先祖様に迎えられて心穏やかにご成仏なさり、あなたや皆様をこれからも優しくお見守りなさって下さいます様に心から仏様や神様やご先祖様そして息子様にお祈りさせて頂きます。
あなたの思いをお聞かせ下さい、あなたを心よりお待ちしております。また遺族の会であなたの思いをお話ししてみても宜しいのではないかと思います。
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質問者からのお礼
邦元様
ご回答いただきありがとうございます
早目に散骨した方がいいとは思っていますが、でも、やっぱり今はまだ無理そうです。3回忌までにはなんとかしよう思います
kousyo Kuuyo Azuma様
回答いただきありがとうございます
お墓に入れるつもりはありません。先祖代々のお墓はあったのですが、そこは真言宗のお寺さんで、母が亡くなった時に殺生はもちろん自死は罪であり、虫を1匹殺しただけでも罪となると、そして六道をこんこんと説かれ、死んでからも修行しないと冥土にいけないと言われていた和尚さんなので、息子が亡くなった時にそこにはどうしても入れる事はできませんでした。生きている間にも苦しんだのに、どうして死んでからも苦しまなきゃいけないの?と
なので、実家が今住んでいるところから遠いこともあり、お葬式も浄土真宗の和尚さんにお願いしました。散骨はもう少し落ち着いてからにしようと思います。できることなら、私が死んだ時に一緒に海に撒いてもらいたいとさえ思っていますが、それはあまりよくないと言われたので3回忌くらいを目処に散骨しようと思います
自死遺族の会で、自分は救われてはいけない気がします。息子が助けを求めていた時に、助けてやることさえできなかったくせに、自分だけ苦しみから逃れる事はゆるされない。生きている限り苦しまないとダメなくらい取り返しのつかないことをしてしまったと思っています