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母の自死回答受付中

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母は、どうして自ら命を絶ったのでしょうか

例えば人間関係とかお金の問題とか、そういう具体的な理由ではなくて…

どんな困難にもへこたれない人もいる中、母はどうして死を選んだのでしょう
強くて優しい母だったのに

私は希死念慮があるので…
死にたい気持ちはわかるのです

自死は、理由ではなく衝動的なものだとも思います

だけど

母にあてはめるのはとても難しいというか…

「まさか」としか言いようがなくて…

母は私に希死念慮があるのを知っていたから、

少なからず私が引っ張ってしまったのかもしれない

ただ、本当に言えるのは

母はそんなに弱い人じゃなかったから

悩みの理由 ではなくて
死を選んだ理由 が知りたい

100%わからなくてもいい(わかるわけもないのですが…)
そこへ向かってしまう気持ちに、皆様の意見によって近づけたら少し救われるような気がします

本当にうまく言えないのですが…
私の抱く「希死念慮」とは違う気がして
理解できなくて

苦しいのです…

2025年5月29日 19:02

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一緒にお母さんを想っていきましょう。心にたずねていきましょう

今までの質問、プロフィールも、読ませてもらいました。 
なぜ…… 知りたいですよね。
お母さんに、聞けたらいいのに…
そしたら、話したいことも、届けたい気持ちも、たくさん たくさんあるのにね。
会いたい気持ちも、引き止められるものなら あの日にだって戻りたいですよね。

あなたの複雑な気持ち、わかってあげたいです。
私も、大切な人を自死で亡くしてきたから。

苦しいですよね…なぜ何も言わずに…私を置いて逝ってしまったのか… 自分が一番悔しい。死んでほしくなかったから。わかってあげたかった。また会いたい。声が聞きたい。微笑んでほしい。名前を呼んでほしい。触れたい……

私は大阪で遺族会を開催しています。あなたの気持ちも聞かせてもらいたいわ。ちょっと距離があって会うのは難しいでしょうけれど、オンラインでもメールでも構いませんから、いつでも繋がっていましょう。
希死念慮があるのですよね。あなたのことも心配です。
距離があっても、あなたのそばにいたいなと思っています。

一緒に、お母さんを想っていきましょう。心にたずねていきましょう。あなたの生きる隣に、私もいますからね。

2025年5月29日 20:01
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おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、行政相談員、小学校 中学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター.中学校DV授業 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

あお 様

死は誰にでも訪れる。
強い人であれ、弱い人であれ
やがてその時がくる。
自ら迎える人もいれば自然と迎える人もいる。
命を終わるあたっては
誰も責められず、悔いることもない。
あなたが悪いのでもないし、お母様に責任もない。
死は突然訪れる。
「人の命は、はかないものだと知って、
その悲しみから、離れなさい」
はブッダの言葉です。
とはいえ、死の衝撃は、悲しみと辛さを放そうとしない。
死の意味を問いはじめ、嘆き悲しむ。

命というものはどこからやってきたか解らない
死して、またどこへ行くのか解らない
その不確な命をいただいて、お母様は生きた。ただ生きた。
おそらく力の限り生きた。
そして、あなたも今、生きている。
お母様からの命をいただいて生きている。
悔いても、嘆いても、答えのあやふやな死の意味を問うても
あなたは、いただいた命を生きている。
それは、
今を生きている中に、お母様の慈しみと優しさが具わっているということである。
誰しも具わっている、慈しみと優しさに気づいて
今、しっかりと深いゆったりとした呼吸と共に、
自分のことを判断せず、評価せず、
今を生きている自分を慈しむことである。
お母様が生きた証がある。あなたの中に。
今を生きて、生ききることで、
あなたの答えが見つかるだろう。

追伸:お礼メッセージありがとうございました。
「報われていない、幸せでない」と人の死を思ってはならない。
それは死が不幸だという、不幸に捉われている。
ただ、大切な命をその人なりに、精一杯生きた
そのことのみに、意識を向けることである。
生きることのみに意識を向けることで、その人の命が輝く
あなたの中にある命が呼応して輝くのです。
命が輝くことにおいて不公平はない。
合掌礼拝。

2025年5月29日 23:26
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おきもち

個別相談可能
お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリング、コーチングなどで活動しています。 メールでの相談も受け付けています。hasunohaの回答後のフォローアップはメールで致しておりますので、メールでお問い合わせください。また面接でのカウンセリングセラピーをご希望の方もメールで連絡をお願いします。 honsyoji.sk@ddknet.ne.jp へどうぞ。
昼間は、ほとんど法務に出ておりますので、夜の応対になります。 できれば、事前にメールで相談内容を教えていただければ、スムーズなセッションになるように思います。 プライバシー、相談内容の守秘義務は遵守いたします。

あなたの思いをお話しなさってみましょう

拝読させて頂きました。
お母様がお亡くなりになりあなたは深く考え込んでしまっているのですね。どうして自ら命を絶ってしまったのかと深い疑問を抱いておられるのですね。詳細なお母様やあなたや皆さんのことはわからないですけれども、あなたがその様にお悩みなさって疑問を抱くこととてもわかるように感じます。あなたのお気持ち心よりお察しします。
お母様が心から安らかになりますように心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏
宜しければあなたもお母様が心から安らかになりますように心を込めてお祈りなさって下さい。至心合掌
お母様は仏様や神様に導かれ先に往かれた親しい方々やご先祖様がお母様を優しくお迎えなさって下さいます。お母様は仏様や神様のもとでご先祖様に再会なさり心から安心なさり、一切の迷いや悩みや病や苦しみからも救われていきます。お母様は清らかに何の憂いもなく安らかにご成仏なさり、これからもあなたや皆さんのことを穏やかにお見守りなさって下さいます。
お母様とあなたや皆さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
あなたのその思いや疑問をどうかお母様に心から手を合わせてお伝えなさって下さい。お母様はあなたの思い全てを優しく受け止めて下さいます、あなたの心に寄り添って下さいます。
お母様がお亡くなりになられた疑問はなかなかわからないかもしれません。あなたのその思いをここでもおっしゃって下さいね。
また遺族の分かち合いの会でもお話しなさってみてはいかがでしょう。
https://bouzsanga.org/share/
https://www.lifelink.or.jp/inochisos/
https://www.kyoto-jsc.jp/taisetsunahito/
あなたの思いをお話しなさってみたり、様々な方々の思いをお聞きなさっていく中でお母様への疑問が少しずつ見えてくるかもしれません。或いはあなたのその思いを分かち合うことができるかもしれません。
あなたを心よりお待ちしております。至心合掌

2025年5月30日 8:34
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おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

質問者からのお礼

私の生きる隣にいると言ってくださりありがとうございます
四十九日法要を終え、だいぶ落ち着いて過ごしていましたが…
いただいたコメントを読んでまた涙が止まらなくなりました
まだまだ癒えていないし、泣きたかったのだと気づかされました
身近な人を亡くすのは…病気でも事故でも同じようにとても辛いことだとわかっているのですが、
自死遺族というのは、また違う辛さがあるように感じます
それは、私が弱いからかもしれませんが…

私の生活は変わっていないようでいて、すべてが一変してしまったような感じもします
…もう、もとには戻らないのでしょうね…

そしていつまで、この苦しさは続くのでしょうか…

コメントありがとうございます

ただ生きた…

これに尽きるのでしょうね…

考えさせられます

だけど、
幸せな気持ちで自死する人はきっといなくて

母も、ただひたすらに真っ直ぐに生きただけなのに
結果的に、
幸せになれないまま自ら死を選んだのなら、
それは気の毒すぎると思ってしまって…

母は、幸せではなかったんでしょうね…

頑張って生きても
幸せを感じられずに死を選ぶ人もいるのでしょうね

不公平というか、
ある意味公平なのかもしれないけれど…

報われないですよね…

コメントありがとうございます

色々と思うことはあるけれど、
「命」に対して、報われないとか不公平とか…思ってしまうけれどそう考えるのはとてもよくないことだと気づかされました
本当に、思ってしまうけれど…

私は、母は不幸だったとかかわいそうと思ってしまう
報われなかったと考えてしまう

どうしてもそう考えてしまって、辛くなります

でも、
そのこと自体が、意味のないことなんですよね…

「自死」というのが、どうしても遺族を後ろ向きにさせてしまうのですね

では、「自死」は決してかわいそうなことではないと考えていいのでしょうか…

昨日も、微笑む遺影の母を思い出して泣きました
あの笑顔の裏の辛さを考えてしまいました…

一向寺様、コメントありがとうございます

南無阿弥陀仏が温かく感じられます
私も、すみません意味はあまりわからないのですが…母を想って何度も南無阿弥陀仏を唱えました
きっと母に届きますように、と…

以前ここで、毎日お仏壇に手を合わせているのに不幸続きの両親が報われないと相談しました

神も仏もいない
御先祖様も守ってはくれない、と確信しました

でも今思うのは…
神や仏や御先祖様にすがるつもりはなくても、
人は手を合わせて南無阿弥陀仏を唱えることによって落ち着くことがあるのだということです

両親も、報われないことだらけだったけれど…だからこそとにかく、南無阿弥陀仏を唱えていたのだと思います
神や仏や御先祖様に助けてほしいという気持ちではなく、
唱えること自体で両親は少なからず救われていたのだと…
今の私がそうなので、わかるようになりました

亡くなった母に「辛いから助けてください」なんて思いません
私自身が落ち着くのと、母への感謝の気持ちで唱えています

私は、なんの信者でもありませんが…唱えるものがあるのは(今の私にとっては南無阿弥陀仏)ありがたいことなのだと思います

心がざわついたら唱える

それを続けていこうと思います

ただひとつ懸念するのは…
手を合わせ続けたけれど不幸が続いた両親と同じようにならないかということです…

南無阿弥陀仏イコール不幸、とは思っていませんが、
お仏壇に手を合わせても合わせても報われなかった両親を見てしまっているので…
なんだか不安になります…

煩悩スッキリコラムまとめ