怒りは負の感情?
旦那に離婚したいと言われました。旦那とは結婚してから単身赴任で一度も暮らした事がなく元々うまくいってませんでした。最近完全に独身気分になってしまったようで、何もかも捨てて家族のために生きる人生は俺の人生じゃないと言われました。
最初は怒りよりも悲しみがきて最近まだ小さい子供もいるのに会いにもこない、毎月の生活費も惜しくなりどんどん言い訳をして減らしていく無責任な旦那の行動に怒りが湧いてくるようになりました。
怒りは怒りを呼ぶので親などに最初話していましたが最近はあまり怒りを感じないように、考えないようにと怒りの感情を感じたら本を読んだり、DVDなどをみて気をそらして生活していますがふと子育てで辛い時、今後の生活のお金への不安などが過ぎるとなぜ私ばかりに全責任が襲ってきたんだろう。何で今あの人はのうのうと生きているのだろうと消せない怒りが湧いてきます。
子供の事は大切です。でも2人の子供なのにと心のどこかで自分だけが不自由な状況に陥ってしまったと感じているのも心のどこかにあります。
制裁を加えたいなどの怒りに最初は蝕まれましたが意味がないので今は考えないようにしていますし、人の感情が変わってしまうのも仕方ない事だと思っています。
ですがただただこの無情な状況や子供を平然と人生の邪魔!!と言った旦那に対するこの怒りはいつまで続くのか、この先どのように自分の中で折り合いをつければいいのか知恵や心が少しでも軽くなる言葉をいただけたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
旦那はあなたの所有物ではない。怒りは不幸。
あなたは、走ってつまづいて転んだり、タンスの角に足をぶつけたことは、ありますか?
私はあります。
人間は、自分の身体ですら操縦に失敗します。
まして、他人である旦那さんが、あなたの期待どおりの生き方をしてくれないのは、仕方ない、それが現実なのです。
父親としての責任感がなさすぎる旦那であるのは、かなり残念ですが。
離婚するなら、養育費をもらうようにしてください。
仏教では、怒りは悩み苦しみストレスの原因になると考えます。
怠けやプライドも、同様にストレスの原因です。
走って転んだとき、起き上がらないのは怠けです。
転んだら転んだなりに、次の行動にサッサと移行する、「心の身軽さ」が必要です。
旦那さんに裏切られたり、あなたの理想の家族像が壊されたりしたかもしれません。
それは、あなたのプライド(こだわり)による苦しみです。
「バカな旦那をつかまえてしまった。」という現実に対して、身軽に次の対応をするしかないのです。
怒り(悲しみ・恨み・嫉妬を含む)は、悩み苦しみの原因です。
あなた自身が幸せになりたいなら、怒りを長引かせない工夫をお勧めします。
怒っている時間は不幸な時間ですからね。