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自分の罪 罰を受けているのでしょうか

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有り難し有り難し 12

いつも心に響くお言葉をいただきありがとうございます
下記により自分を責めて苦しく日常生活に支障が出てきました
どうかどうか私に叱咤激励をお願いします。

3年前私が34歳、娘が1歳になった頃家を買いました。お金のことが心配になって子供2人目の場合の生涯の収入、支出予想の表を作ったところ、老後が赤字になったため、もう一人の子供を諦めなくてはと思い苦しみ結果考えないようにして生活してきました。

主人も母も、周囲はみんなが大丈夫だと言っていましたが、大丈夫な数字を提示されたわけではなかったため、根拠がないと、頑なにそれを信じませんでした。

ところが昨年表の収入額が間違っていたことがわかり、赤字にはならないことがわかりました。
それは足元が崩れるような衝撃で、すぐに妊活を始めましたが38歳の今でも授かりません。

あの時みんなの言葉を主人の言葉を信じていれば、受け入れていれば、娘に兄弟を作ってあげられたのに。
一人っ子にして将来さみしい、心細い思いをさせないですんだのに
主人も娘の兄弟を望んでいたのに

苦しく自分が嫌になり腕が震え夜も眠れません。
主人は今いる子供を大切に生きればいい、母は一人いるんだからもう無理して望むことはないと、私を誰も責めません。
ただ自分が許せない、消えてなくなりたいが、それでは娘がもっと辛くなる
思いを断ち切りたいです
自分の過ちをどうすればいいでしょう
過去に戻りたいです

この苦しみは周りを信じることができなかった罰ですか
消えたいです
どうか私一人を罰してください
主人や娘を幸せにしてください


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの責任ではないですよ

ご自分を責めるのは全くの自分勝手です。子供を授かるかどうかは、あなたが決めることではありません。あのときそうしなかったという現実があるだけで、あなたがどうこうできるわけでもありません。

子供を作るものと考えてはいませんか。それは傲慢です。

当時は、旦那さんも含めそのことに結局賛同しそのようにしてきたのでしょう。だから今の現実がある。
今目の前に居るお子さんのためにも、過去を生き、後悔の人生を送るのではなく、目の前に居るお子さんを大事にしてください。兄弟がいた方が幸せかと言ったらそういうものでもないでしょう。それも先入観やあなたの思い込みによる妄想にすぎないこと。

そんなことより、お子さんに今のあなたのように過去を後悔し悩んだり、思いを優先し迷ったりするような人生を歩ませないように、あなた自身がしっかり現実を生きてください。目の前のお子さんにたっぷり愛情を注いでください。現実、事実に「もし」はありません。「もし」は妄想の世界の話ですよ。ですから、妄想の世界に責任なんかないのです。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

なるようになる

数字は現時点での目論見に過ぎません。
予定通りになる、予想以上の収入になる、
想定外の減収になる。
その時の時代、環境により大きく変化するものですから数字に振り回されてはいかんのです、何事も。
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第二子についての自責。
まず、子供は親が作るものではありません。
子供が自分の両親を選び子供自身の意志で母の胎内に宿るものです。
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第二子は今、待っています。
あなたが自分に相応しいお母さんになってくれることを。
旦那様と第二子が生まれたらこうしたい、ああしたいと夢を楽しく語り合ってください。
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第二子はそれを聴いています。
ああ、このお父さんお母さんなら僕(私)を大切にしてくれるな、嬉しいなと第二子が思った瞬間、あなたに宿ります。
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まだ見ぬ我が子がキラキラと瞳を輝かし、あなたを見ていますよ。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

質問者からのお礼

四次元さま
アドバイスありがとうございます。
数字に振り回されてはいけない、今は心の底からそう信じることができます。
主人は頑張って数字以上の生活にしてくれています。彼を信じればよかったんです!例え数字以下になっても家でも売って、田舎に引っ越すなり対策がとれたのに!
でもなぜあの時そう思えなかったのか、苦しくて悲しいです。悲しい、恥ずかしい、情けない、涙が止まりません。後悔しています。
第二子に関してはもうほぼ無理なので、考えられないです。
もうだめなんです。

邦元さま
アドバイスありがとうございます。

ごめんなさい
私は傲慢で自分勝手です!
どうしても自分が何も努力をしなかったから、子供を授からなかったと思うのです。
先入観や思い込みでも兄弟を作ってあげられなかったことが申し訳なくて申し訳なくて苦しいのです。
現実が辛すぎます、自分のせいで大切な娘に、主人にこんな人生を押し付けました。
ごめんなさい 許してください
こんな私の愛情じゃ足りないんです。
許してください
どうか許してください

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ