命を燃やすとは?
死にたいと思っているわけではないのですが何のために生きているのか何を成し遂げるために生きるのかがわかりません。
世の中には生きたいと思いながらも死んでしまう人がおり、私の友達、恋人にも過去にいじめられてその傷が残っている人、授業料や制服代を払えず日本人であるのに貧困に苦しんだ人もいました。
私は幸運なことに親に大学まで行かせてもらい不自由なく過ごすことができました。そういう方々がいる中、私は何をしなければいけないのが、何が私の使命なのか考えても答えが出ませんでした。
現在、就職活動中なのですが「やりたいこと」があるわけでもなく、将来の目標なども定まっていません。いづれ人は死にます。でも今は生きれています。「生を謳歌する」「命を燃やす」とはどういうことなのでしょうか??
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それは人生の宿題。
”いづれ人は死にます。でも今は生きれています。「生を謳歌する」「命を燃やす」とはどういうことなのでしょうか??”
なんとまぁ素晴らしい質問!! 若き日のお釈迦様と同じ疑問ですよ、それ。
お釈迦様はそのまま出家されてしまいましたが…。
大丈夫、生きてりゃわかる。
これからあなたが社会に出て目の当たりにする目を背けたくなるような現実、避けては通れない困難にぶち当たった時、あなたが魔に取り憑かれることなく、魔に取り殺されることなくきちんと向き合って生きていったその先に、きっと大きな感嘆を伴って感得するでしょう。
就職活動がんばってくださいね。
国に税金を納められる大人になりましょう。
やりたいことが特にない若者もいますね。
その場合は、やるべきこと、しかもあなたにできることを目指しましょう。
能力にみあわない高すぎる目標ではなく、あなたがあなたの能力でちゃんとできるような仕事につきましょう。
そして、あなたが今まで育ってくるにあたり、国民や市民の税金がかなり投入されています。
たとえばあなたが病院にかかったとき、その治療費の大半は税金でまかなわれていました。
あなたが勉強するために使っていた施設も税金で建てられたものですし、あなたが毎日歩いている道が土丸出しではなく舗装されていて歩きやすいのも、税金のおかげです。
それに感謝の気持ちがわずかでもあるなら、今度はあなたが働いて、税金を納める側になってください。
一般的には、少なくとも年収108万円以上の給与を稼ぐ仕事をしないと、所得税はかかりません。
たとえフリーターになっても、それ以上は稼いでください。
あなたが恩恵を受けられたように、次は、あなたが納める税金で、未来の子供達の教育や医療や福祉を支えるのです。