人間という生き物
人間はろくでもないものだと思い、自分も同じ生き物なのだという事実に落胆しています。
信者やその家族を不幸にしてなお金を巻き上げる宗教家、他者のことなど何も考えない転売屋、援助交際など平気で行う男女など、世の中はそのような人ばかりではないとわかっていながら、置かれている状況が変われば全ての人間がそういった醜い行為を行う可能性があると考えると悪寒がします。
一部とはいえ、そのような人間が富に溺れている横で、つつましく生きていくことに納得しきれません。
また大人だけでなく、最近はsnsなどで拡散されているいじめの動画を目にして、子供も同様に醜いものだと感じ始めました。
このようなことを考えるなんて無駄だとも思います。ですが、結局は自分の欲を満たすだけの存在となり得る人間という生き物に、生きる価値はあるのかと考え、色々と虚しくなってしまいました。どうすればこのような考えを払拭できるでしょうか。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏様に出遇えるご縁によって、わが身が知らされていくのです。
人間とは、愚かで醜い。
そうですね、まさにそんな心(欲)を持ち合わせているのが人間という生き物なのでしょうね。
こんな姿を見て、仏様は嘆き悲しんでくださり、救いの道を示してくださっています。
仏様に出遇えるご縁によって、わが身が知らされていくのです。ですが、私がその救いに気づけるかどうか。
誰かが傷つけられる。人間が、同じ人間 命を傷つけ、笑い、尊厳を踏みにじり、奪っていく。
そのような事件が起きるたびに、心が傷つき痛みます。そんな感情が、自分の生き方を問うていくことにも繋がっていくのです。
受ける影響が大きいなら、良い行い、素敵な生き方、素晴らしい関係を築いておられる人たちから、多くを学ぶことで、私も、周りも、社会だって変わっていく。
視野を広く見ることも必要ですが、目の前のものを大切にしていくことも、尊い生き方であり、私のために願ってくださる仏様に応えていく姿でもありましょう。
思考は止めても大丈夫。
「他人の過ちを見るなかれ、他人のしたこと、しなかったことを見るなかれ。
ただ、自分のしたこと、しなかったことだけを見よ。」
(仏教伝道協会:仏教聖典)
hasunohaへの訪問ありがとうございます。 世の中に溢れる醜いニュースや、人間の負の側面を目の当たりにし、自分もまた同じ人間であるという事実に落胆されているとのこと、そのお気持ち、深くお察しいたします。
誠実に生きようとする方ほど、現在のSNSなどで可視化される「人間の煩悩や欲」の嵐に、失望や落胆を覚えてしまうものです。
ご質問文を拝見しました。
今のはし様は、意識が「人間のろくでもない部分」に囚われすぎてしまい、ご自身の心が悲鳴をあげている状態にあるようです。
「思考を止めても命に別状はありません。それよりも大切なのは呼吸です。」
息を止めたら命に関わりますが、思考は一時的に止めても大丈夫です。
発想を転換して、意識を「煩悩(迷いの思考)」ではなく、「呼吸」に集中させませんか。
悩みや絶望は、心という空を流れる「雲」のようなもの。その雲に隠れているとはいえ、はし様の「命」という青空は、決して汚されることの無い尊い存在です。
冒頭に掲げた言葉は、お釈迦様の言葉(法句経)から引用しました。
鏡が泥を映せば泥が見えるように、あなたの心という鏡がいま、世の中の濁りを映し出しているように私は感じました。
私もそんな時期がありました。そんな時こそ、自分を責めたり、他人を嫌悪したりする思考のスイッチを一度切り、呼吸を整え仏を念じるようにしています。
他人の醜さに心を占領させる必要も、あなたの大切な人生の時間を、その「ろくでもないもの」に差し出す必要もありません。この聖典の言葉が、意識をご自身の清らかな場所へと連れ戻すための道しるべになれば幸いです。
自分の人生は自分しか歩めません。醜い行為を行う者が富を得ているからといって、はし様の人生の価値が下がることはありません。他者の醜さに引きずられ、はし様自身の尊さまで見失ってしまわないよう、静かに呼吸を整え、仏様の慈悲に心を委ねてみてください。
はし様が少しでも穏やかな心を取り戻せるよう、念じております。
なんまんだぶつ。
あなたの思いを受け止めさせて頂きます
拝読させて頂きました。
あなたがそのようにお感じなさっていきていることはとても尊いことだと私は思います。人間のそのような愚かなところを見つめて生きることはとても大切なことです。あなたのその思いや心より受け止めさせて頂きます。
そのような世の中や世界の状況を見ながら知っていくことは生きる上でとても重要なことですし気づきになります。その観点を起点としてこれからわが身はどうか、これからどう受け止めていくか、どう生きていくことが善いのかを考えてみてはいかがでしょう。
あなたが目にすることは世の中の愚かさや人間の欲望であり苦しみの根源です。「一切皆苦」です。そこからどう考えていくのかがとても大切だと思います。
仏様はそのような愚かな私達をしっかりと受け止めて下さり、善き方へとお導き下さいます、真理を教えて下さいます。
そして私達をその迷いの世界からお救いなさって下さいます。
あなたがそう思われることをきっかけにあなた自身の人生や未来を変えていきましょう。
あわてることはありません、どうかこれからその愚かさを知り善き道を歩んでいきましょう。
仏教の教えは簡単に言いますと「七仏通誡偈」という短いお経の中に書かれていますが、
諸悪莫作(しょあくまくさ)
衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)
自浄其意(じじょうごい)
是諸仏教(ぜしょぶっきょう)
あらゆる悪いことはやめましょう
あらゆる善いことを進んで行いましょう
自分の心を清らかにしましょう
それがあらゆる仏様の教えです
とても簡単なことですが、それを実践することはとても大変なことです。
あなたがこれからの未来に善き考えや言葉や行いを進んで行い、あなた自身生きる価値や意味を見つけて健やかに心から豊かに生きることできます様に切に仏様や神様やあなたのご先祖様にお祈りさせて頂きます。
そしてぜひこれから共に学び実践していきましょう。あなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
kousyo kuuyo azuma様、
泰庵 一法様、中田 三恵様
世の中の醜い部分に当てられて塞ぎ込むのではなく、己の行いを顧みていく必要があるのだと感じました。
また、自分の心が世の中の濁りを映し出しているということにはっとさせられました。
仏様の救いに気がつけるよう、理不尽なことに惑わされず、生きていけるようになりたいと思います。
ご回答本当にありがとうございました。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )