欲求との折り合い
こんにちは。 いつもお世話になっています
お坊様というと物欲や煩悩をを出来るだけ抑えストイックに自分を律し生活なさっている方が多いというイメージなのですが
彼等彼女等も人間でありますので基本三大欲求や色々な欲があるかと思います。
ですがそれを望むままにやってしまいますと僧侶としてよくないのではないかと想像してしまいます
なのでそれなりに折り合いをつけて日々過ごしているかと思いますがそれをどのようになさっているんでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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向き合うこと
拝読させて頂きました。おっしゃる通り欲求はあります。いつ如何なる時でもあるものです。それは何ら変わりはありません。
そのような愚かな些細な存在である自分を自覚することと今頂いていることを有り難く思うことかと思います。
食事でもお野菜もお魚もお肉も頂きます。大切な生命を頂くことを心から感謝しながら毎日頂いています。
年齢によっても違うでしょうけど性欲もありますし、睡眠欲もあります。そのような自分であることを自覚することかと思いますよ。
お坊さんによって修行によっても違いがあるとは思います。
私は何でも無理やり消そうとするとかえって煩悩欲望は大きくなってしまうように感じます。煩悩の炎は消そう消そうとして無理やり蓋をするとふとした瞬間に空気が入ってあっと言う間に燃え広がりますからね。そう簡単に消えるものではありませんからね。ですからそんな自分を自覚してどう付き合っていくかが大事かと思います。
いずれ肉体が滅する時が参ります。その時には睡眠欲以外は全て置いていきますからね。
あわてずにじっくりと自分と向き合いながらお付き合いしていくことが大事かと思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。 興味深い回答でした