今さら気づいても遅い
先日回答頂きありがとうございました。
私が冷たくあしらっていたから、酒量や喫煙量が増えてしまったんだと、死んでから気づいて、自分の勝手さに気づき、母に言われた「お前って冷たいな」という言葉が身に染みます。最近、まともに顔を見ていなかったので、母の笑顔がぜんぜん浮かびませんし、なぜか、あんなに焼き付けるほど見ていた死に顔が浮かんできません。
最後に何年か前に撮ったタスポのぼやけた小さい写真が亡くなった時に近い気がするだけです。
また、涙も止まり夜は、今までが、母を蔑ろにしていたのが身についてしまっているせいか、変わりなく暮らせていますが、たまにタスポを目にすると、やはり後悔の気持ちが溢れます。
母は「今さら気づいても遅い」と嘆いてると思いますが、タスポのぼやけた写真には、生きていた時のようにそこにいる感じで話しかけ、遺影にしているだいぶ昔の、おそらく1番幸せだった時の母には、謝罪をしたり、今まで言ったこともない「おはよう」や「おやすみ」を言っています。
母のいた場所に母はいないのに、変わらず母の場所を残しています。それが私の出来るせいいっぱいです。
母と二人暮らしだったのが、母を亡くして独り。苦しんでるのを気づいていたのに早く救急車を呼べばよかった、母を無視したり邪険に扱わなければよかった、その寂しさで母を早死にさせた、私が母の寿命を奪ったんだと毎日思っています。 母の命を縮めた罪は一生消えないと思います。
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遅くもありません
お悔やみ申し上げます。
あなたは「もう遅い」と悔やんでおられますが、そんなことはない。
お母さんに対するあなたの想いは、今も生前中も変わりません。
今のあなたは、素直な自分と向き合われているのだと、私は思うからです。
母からの「お前って冷たいな」という言葉。
本当に娘に冷たくあしらわれていると感じるならば、そんな言葉は直接本人に向かって言えないと私は思います。
気を遣うような相手に、相手を怒らせるような言葉を投げかけれるでしょうか。
信頼しているからこそ、感情を吐き出せるのです。
お酒、たばこ。
あなたが、どのような態度を取ったとしても、止めさせようとしたとしても、それは本人の意思です。
間違っても、あなただけの責任ではありません。
あなたは、お母さんと素直に向き合われています。
生前中、その素直な心を出せず、お母さんと関わっておられたかも知れません。
しかし、丁寧に関わろうが、そこに”心”がなければ、温もりなど伝わりません。
お母さんが笑顔を向けられた事もあるのでしょう?
今は思い出せなくてもいい。
もしかすれば、思い出せないかも知れない。
でも、あまりそこにこだわることはないと、私は思うのです。
その”事実”を受け止めていれば、それで充分です。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
私が母にしてきた仕打ちや、残酷な感情は親に対してしてはいけないものだと、死んでから気づかされました。
私の母への罪は、消せません。
母はずっと苦労してきました。そんな母なので、せめて三途の川は泳げない母なので、楽に渡らせて欲しいと願っています。