寺社からいただいたお守りやお札について
神社では「お札やお守りは、毎年新しいものをいただいてください」と言われますが、寺社のお札やお守りも同じく毎年いただいた方がよろしいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
買いたい時が買い替え時~!!!
です。
某人気番組ア〇トークの家電芸人の回において、家電はいつ買い替えるのが良いかという問題に対し某芸人さんが言った名言です。
お守りも同じです。毎年と言わず、替えたくなったら替えてもいいのではないでしょうか。
と、言いますのは、仏教はいるかいないかわからん仏様におすがりして真面目に過ごしていればおこぼれ頂戴でたまにゃ願いが叶うっていうような虚しい教えではありません。
仏教は因果を説きます。結果が生まれるには原因があるのです。願いを叶えたきゃ願いの原因がととのわないと結果は生まれません。大事なのは望む願いの成就に向けての正しい実践、すなわち「行」(ぎょう)です。
お守りはその「行」を支えるシンボルとしてお持ちになるのがいいのではないでしょうか。気持ちがくじけそうになった時にお守りを見て、お守りを求めた時の願成就に向けての初心を思い出すという事です。
つまりね、「お守りを替えたくなる」「お守りの効果を疑う」という時は「お守りのせいにしている自分がいる」=「願いの実現に向けての行を怠っている」ということです。
ですから買いたい時が買い替え時です。
お守りはいつ求めたら一番効果がある?効力はどれくらい続く?
そんなこと考えてたらいつまでたっても行が始められません。
買いたくなったら買う、替えたくなったら替える。お守りんなんてなくてもいいならなし。
それでいいのです。
一年というのは人間の気持ちが続くのはせいぜいそんなものでしょうという目安ではないでしょうか。やっぱり節目でもありますから気持ちを新たにしやすいということです。
お守りを替えて気分新たに行にはげめるのならいつ替えてもよいでしょう。
質問者からのお礼
鳳林寺 光禪さま。法覚寺 吉武文法さま。
ご回答をありがとうございます。
参考にさせていただきます。