トラウマを克服したい
75歳の母親がいます。
年齢なりの高血圧や耳が遠いなどはありますが、菜食主義のおかげかトシよりだいぶ若く見られますし、元気です。
ご相談したいのはこの母と一緒にいると心が休まらない事です。
具体的には、母の咳を聞くと熟睡していてもすぐ目が覚めますし、動悸がして冷や汗が出てパニック寸前の状態になってしまいます。
一緒に旅行に行きたいと願う母に応えたい思いはあっても、一緒の寝室で寝るとなるとほぼ寝不足で過ごさなければならなくなり、先日も2週間一緒に母の田舎に帰っていましたが眠れない日々が続き私は自律神経をおかしくしてしまいました。
事の起こりは3年前です。
その時も一緒に母の田舎に帰っていました。
滞在中に母が風邪をこじらせてしまいました。高熱と咳でした。
ものすごい咳なので母が咳をするたびに私も目を覚ますという状態でした。
それだけならまだマシだったのですが、少し熱がひいたときに床から起きた母が倒れたのですが、目を見開いて仰向けに倒れたのでその姿を見た時に、母が死んでしまったのかと大変驚きショックを受けました。
結果的には低血糖で倒れただけでその後はご飯を食べてケロっとしていたのですが、母が倒れた時の姿がとにかく本当に死体みたいで恐怖だったのと連日寝不足で私が体調を崩したこの経験がすっかりトラウマになってしまったのではないかと思っています。
心療内科にでも行った方が良いのかもしれませんが薬漬けにされるだけの気がしてなんとなく足が向きません。
未だに倒れた時の母の姿が瞼に焼き付いていて、恐怖です。
年齢的に亡くなってもおかしくない高齢という事もあるのか、母が死んでしまうのが怖いのです。元気でいて欲しいです。いなくなったら寂しいです。
そんな母なのに一緒に旅行、帰省して欲しいと言われると気が重くなります。また咳のたびに私がおかしくなってしまうのではないかと。
どうしたらこのトラウマを克服できるでしょうか。
また、遠くない未来に母が亡くなってしまうかもしれないことをどう自分の中で折り合いをつけていけば良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お母さんのことが心配なのですね。
こう考えてみたらどうかな。
お母さんが咳をしている、ということは、お母さんは生きているということ。
寝ているときにお母さんの咳が聞こえたら、あ、お母さん今夜も生きてるな、よかった。
そう思ってみたらどうでしょうか。
少しは安心して眠れるのではないかな。
お母さんが元気な間に旅行とか帰省とか出かけて、たくさんお話しして、たくさん思い出を作ってくださいね。
それと、あなたが心療内科に行くよりも、お母さんを喉の病気に連れて行って、少しでも咳が収まるようにしてあげた方がいいと思いますよ。
これからも元気でありますように。
質問者からのお礼
三宅 聖章様
ご回答ありがとうございました。
咳が聞こえたら「生きているんだ」と思う、というのは考え付きませんでした。
そうですね、なるべくたくさん思い出を作りたいと思います。
もちろん咳がひどい時は必ず耳鼻咽喉科に連れて行ってます^^
言葉足らずでしたが、少しの咳払いでもトラウマが引き起こされてしまうという事です。
お優しい回答に救われた思いです。ありがとうございました。