生きていくのが不安です
はじめまして。私は今、大学を卒業して無職の状態です。
就職先で上司の方から、人格を否定される嫌がらせに合い、退社してしまいました。その方は50代くらいの活発な女性の方でした。初対面の第一声から悪口でしたが、私は人と嫌い合うのは好きではなく、仲良くなれなくても、せめて普通の関係になれるように接しましたが、嫌がらせはエスカレートする一方でした。
就職の相談所に行くのですが、何がしたいかわからないうえに、会社でのトラウマがあり、なかなか前向きに考えることができません。
無理をいって大学まで卒業させてもらった両親に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。両親は会社を、やめてしまったのは私の性格が、優しいからと言ってくれますが、私は私に根性がないからだと思っています。アルバイトを初めるにも何にも興味がもてない状態です。人と関わるのも怖くなってしまい、これから生きていく想像をするとぞっとしてしまいます。死にたくないけど、夜になると死についても考えてしまいます。
これから生きていくために相談させていただきました。お話お待ちしています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人生百年時代ですから
それはお辛いですね。
私にも似たような経験があります。私の過去の回答を探していただければ、とんでもない上司はくらでもいることがお分かりいただけると思います。とにかく女の子二人と一緒に仕事したかった。そのため京大卒のデキそうな人は難癖付けて試験に落とし、途中は省きますが結果として、女の人が辞退したので私が残ったというトンデモナイ採用までの経過でした。だから、要らん奴が来たというので散々イジメられました。
では、その上役はどんな人間だったかというと、毎朝必ずといっていいほど遅刻します。タイムカードは一人採用できた女性に押させればよいのです。遅れて出勤してきた後はすぐに仕事にはかからず喫煙所にタバコを吸いに行くという塩梅でボケッと過ごしていました。独身なので家に帰っても誰もいないので退勤時刻は遅かったので、仕事していたみたいに主張していたのでしょう。
世の中にはこんな上司はたくさんいます。あなたもそんな人間に出あったのは不幸ですが、そんな人間のために一生を台無しにすることが何よりもバカバカしいことですよね。どうせ人生を諦めるなら、もっと凄いことで諦めませんか。
あなたは就職がうまくいかなかったから、人生の終わりみたいに感じておられますが、実は始まったばかりです。最近、人生百年時代といわれますし、その通りです。坊さんが言うのですから間違いありません。つまりあと80年くらい人生が続いていることになり、あなたの人生は始まったばかりなんです。いくらでも挽回できますよ。
たとえば職業訓練を受けて見られては如何でしょう。ご門徒のなかに大学に通いながらプログラミングの専門学校にも通っておられた女性がおられました。今はそれで食べておられます。
生き方はたくさんあるのだから、嫌な職種に進む必要はありません。林修先生の番組を見ていたら、東大出てエリートだった人が会社を辞めていろんなことに挑戦しておられます。生き方は一つだけしかないのではありません。ご両親のためにもできそうなことを見つけてトライしてみましょう。
質問者からのお礼
さっそくのコメントありがとうございます。
上司にも色々な方がいらっしゃるんですね。
私の上司の方が特別に変わっていたということでもないような世の中なのですね。
長い目でみれば、これからどう生きるかの方が大切ということを心にとめて頑張りたいと思います!お忙しい中私の相談に乗ってくださりありがとうございました!またお坊様の経験談もお聞きすることができて嬉しかったです!