劣等感
初めて質問させて頂きます。
47歳 建築関係で自営業です。
自分の悩みは劣等感です。
仕事柄、人に会う機会が多いのですが
どの人に会っても劣等感を感じてしまいます。
年齢、役職、男女問わず、会う人全てと言って良いほど劣等感を感じてしまいます。
歳を追うごとにその劣等感が強まっていく様な気がします。
昔は自分の感性、個性、好きなものに自信が持てました。
今はそれら全てが正しかったのか、それで良かったのかと強く感じてしまう自分がいます。
俺はダメな奴だなぁ と思ってしまいます。
何を見ても 何を聞いても 誰と会ってもそう思ってしまいます。
自分は昔から縛られるのが嫌で会社員になる事を避け、自営の道を選んできました。
それが正しいと思っていましたが今は自信が持てません。
確かに自分の人生を振り返ってみると楽な方を選びがちだったり、やらなきゃ行けない事をやらずにやりたい事を優先したりと好き勝手やって来た事は否定しません。
そのしっぺ返しですかね、
今は正直、仕事の方もあまりうまくいってません。
借金もあり、追われる生活です。
いい時期も悪い時期もあるのはわかってます。
これが良くなっても劣等感が消えるとは思えないです。
たまにこの現実を全て無くして消えてしまいたい、いっそのこと と考えてしまう時があります。
正直、自分には本音で話す友達がいません。妻にですら本音を話せません。
弱いところを人に見せずカッコつけてしまう性格が自分を苦しめている事もわかってます。
わかっていてもどうしていけばいいのかわかりません。
おそらく周りの人には自分が充実した生活を送ってる様に見えてると思います。
それくらいカッコつけて本音を見せません。
今はそんな自分が好きになれません。
この先、生きてていい事があるのか
意味があるのかと思ってしまいます。
自分以外の人はうまくやって行けてるのに、と思ってしまいます。
アドバイスや有難いお言葉を頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご立派です・・・それだけ自己分析できるのですから・・・。
読ませて頂きました・・・。小生はむしろ「すごい!」と感じました。
一般に人間は歳を取るにつれ、「我がまま・傲慢」になり、「自分が一番偉い」と思うものです・・・(小生もそうです・・・😅)。
〈47歳 建築関係で自営業です〉・・・良く生きてこられました・・・十分では?。
お釈迦様は《人生は苦(=自分の思い通りにならない)なり》とおっしゃっています。それを耐え忍んで生きていくことが、「仏=(完成された人)」に成るための人生修行だ、と説いておられます。その修行の事を❝忍辱行(にんにくぎょう)❞と言います。あなたは47年間「修行」なさって生きてこられました。もう少し❝忍辱行❞を続けて下さい。キット「これで良かった。我が人生に悔いなし」と自分を褒めてやることができるはずです。
なお、あるお経に《我行精進 忍終不悔(がぎょうしょうじん にんじゅうふけ)》・・・「一所懸命努力して行動して生きておれば、最後に終る時に後悔しない」と書かれています。良く味わって下さい。自信なんかなくてもいいです。真面目に生きておれば、それで十分!。合掌」
質問者からのお礼
有難いお言葉、ありがとうございます。
真面目に生きてきたんじゃないんです。
いい加減に生きてきたんです。
恥ずかしながらこの歳になるまでのらりくらりと生きて来て
こんな歳になってやっとダメな自分に気がついたんです。
このままじゃダメだ
何とかしないとと焦るばかりで
今までがいい加減で生きてきたから
どう修正すれば良いのかわかりません。
悩んでるくせに 現実から逃げようとしている自分に 本当に嫌気がさします。