回答 1
有り難し 1229歳女性です。
6年前に結婚し、昨年子どもも出産したというのに、いい年して恥ずかしながらいつまでも自分の親兄弟に固執してしまいます。
元々家族はみな仲が良く、今でもそれぞれの誕生日には集まってパーティをします。
しかし私は自分が結婚して家を出てから、自分がいない方が実家がうまく回っているような気がずっとしていて、それを考えると胸が苦しくなります。
私は三姉妹の長女なのですが、妹とは5歳離れており、下は年子です。下の2人ともすでに社会人ですが、とても仲が良く、よく2人で遊びに行ったり頻繁に連絡をとっています。
私は仲が悪いわけではないですが、連絡を取ることは滅多にないし、たまたま実家に帰ったときに会えば話す程度です。
妹2人は父や母と2人きりで遊びに行くこともあります。私は比較的結婚が早かったこともあり、大人になってから父と2人で出かけたことはありません。
長女だったためか、父や母と友達のような関係にもなれず、妹たちを羨ましく思います。
父も母も私よりも妹の方が可愛いのだろうと思ってしまいます。
実家に固執してしまうものの、依存はしていません。子どもが生まれてから一年、実家の手はほとんど借りずに子育てしてきました。父と母は子どもをすごく可愛がってくれ、たまには夫婦で出かけてきなさいと預かってくれることもあります。良い距離感を築けていると思います。
それなのに何故こんなに苦しい気持ちになり、憎しみさえ抱いてしまうのでしょうか。
私は実家にはいらない人間だったのだと思ってしまいます。
見方を変えて、この苦しみから抜け出したいです。
どうか御教授お願い致します。
お坊さんからの回答 1件
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上のタイトルはお釈迦様の言葉です
にゃ－さんは嫁ぎ先での暮らしは楽しくやっていますか？
何か満たされない想いがあるように感じました。
傍目で見ていると、これ以上無いくらいに幸せそうなのに・・・人の心は不思議なもので、幸福であるほど不安になってしまうもの。にゃ－さんの心の中までおしはかることは出来ませんが。
妹さんたちと自分を比べることは、まずやめた方がいいです、無意味だし、妄想が膨らむばかりで、あなたの心の健康にも良くない。
あなたを苦しめているものは、妹さんでもご両親でもなく、あなた自身の執着心です。
あなたが今の考えに至るまでには、これまでの人生で、色々なご縁(出来事）の巡り合わせがあったからと思います。
良いご縁もあれば悪いご縁もあったのでしょうね。
けれど仏教ではこう考えます、縁に良い悪いは無い、すべては無常の流れの中でたまたまそうなったものだから。
良いも悪いも無いものに、良い悪いと区別をつけているのは、結局は自分なんだ。
人が自分の都合だけで、勝手に良いの悪いのと分別しているだけなんです。
人は変えられません、変えられるのは自分だけ。
子育てしながらでは難しいかもしれませんが、心をリラックスさせて落ち着いて、自分自身が何に執着しているのか、自分の心を見つめてみましょう。
あなたも人の親となったのならば解るはず、我が子が憎い親などいませんよ。
状況を変えたいのならば、あなた自身が変わらなければ。
もっと親に甘えればいい、頼りにすればいい、一緒に出かけたいのなら、あなたが誘えばいい。
これまではそんなこと出来なかったんでしょ？じゃあこれからは出来ないことをどんどんやるようにすればいい、自分のキャラなんてぶっ壊しちゃえばいい。
この世界は無常です、全てのものは留まることなく移り変わっているということ。
つまりは、きっとあなたの心も変化する、ということ。
大丈夫、あなたは変われますよ＾＾
ありがとうございます。涙が出ました。
どうして私を誘ってくれないの、どうして仲間はずれにするのと卑屈になって距離を取っていたのは自分の方かもしれません。
執着心が強い性格と自覚はあるのですが、考えないようにしても何故あの時…と何度も反芻して考えてしまい、嫉妬や憎しみを膨らませていってしまいます。それで苦しむのは自分と分かっていても、自分で止めることができません。
そんな自分を変えたいとずっと思ってきました。変われるとお言葉をいただき、肩の力が抜けた気がします。本当にありがとうございました。
