占い
はじめまして。
最近、何気なく調べた姓名判断のサイトを見たら不安になってしまいました。
私は、中学生になるまでは、占いなどは信じていなかったのですが、中学生になってから不安なことが増えて、無料占いに頼るようになってしまいました。
最初は、空想物語みたいな感じで楽しんでいたのですが、だんだん真剣に読むようになりました。
生年月日の占いでは、両親と早く死別するとか、書いてあってとても不安になったのですが、同じ生年月日の友達がいるし、芸能人のかたや、周りの人などを見ても、同じ生年月日でも、性格も、環境も、生い立ちも全然違うし、自分なりに調べてみると、人生も全く違ったので、今不安な気持ちをチャンスに変えようと思って、努力したりして、最終的には良かったのですが、
姓名判断でも不安になってしまいました。
でも、ヤフー知恵袋とかでも、すごい当たるとされているサイトでは、私の周りの人や、芸能人のかたでやってみても、当たっていても7項目中、2つか、3つしか当たってなかったし、全体の8割くらいは全然当たってなかったので、安心していたのですが、姓名判断の画数一覧みたいな感じのページを見ていたら、私の親戚に1さいで亡くなってしまった子がいるのですが、良くないとされている画数に2つあてはまっていました。でも、同じ画数の芸能人のかたもいるし、同姓同名で活躍している人もいるし、同じ画数の知り合いもいるので、安心しようと言い聞かせています。
たぶん、こんなに根拠のないことを、信じて不安になっているのは、きっと自信がないのと、私が弱いからだと思います。
お坊様は、占いについて、どのように思いますか?
いろいろ、教えてください。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今まで見ていたものを離れるのも勇気がいるでしょうが…
はじめまして、ご相談拝読しました。
占いについてですが、仏教ではスッタニパータというかなり初期の経典に
スッタニパータ360(中村元先生訳)
師はいわれた、「瑞兆の占い、天変地異の占い、夢占い、相の占いを完全にやめ、吉凶の判断をともにすてた修行者は、正しく世の中を遍歴するであろう。」
とあり、お釈迦様は占いについて否定的な立場であったことが推察されます。
私は浄土真宗ですが占いは用いません。しかし一部の宗派等では占い(のようなもの?)を用いるところもあるようですし、おみくじなんかは置いてあるお寺もありますね。
ですから現在は仏教全般的に占いはダメ×ということでもないのかもしれません。
しかし、私見では占いは根拠の乏しいものであると思います。それはあなたがきちんと反証のためにご自身で調べた結果が示しています。そこまで調べたのはすばらしい行動だと思います。
それでも見た内容については不安になってしまいますよね。
だから 「 見ない・やらない・扱わない 」
という決断が大事なのだと思います。
あなたは自分のことを「自信がないのと、私が弱いからだと思います。」と否定的に表現されますが、「もうすぐ死ぬ」なんて言われて不安にならない人は少ないでしょう。どれだけ取るに足らないものであったとしても人間は見聞きしたものに執着してしまうものです。
占いについては過去質問でもたくさん問い合わせがあります。不安になっている方は多いのですよ。例えば下記などたくさんあります。
https://hasunoha.jp/questions/10207
だからこそ、お釈迦様は占いを離れなさいと教えられたのだと思います。
占いよりもあなたが自分で見て聞いて調べて判断し成し遂げたことがあなたを支えていきますことを念じます。
都合のいいことはラッキー!そうでないことは・・・・
占い。とても多くの占いがありますね。
それに、ネットで調べればキリがないくらいにどんどんと出てきます。
占いを信ずるか信じないかは、自由ですし、どのように捉えようとも自由です。
でも、自由ゆえに、気になりだしたら、こんどは、どんどんと迷いの世界に入っていきます。
おんもさんが、今、悩んでいるような状況ですね。
苦しいから悩むから、本当にそうなのかを知りたくなるので、さらにハマってしまうという悪循環になります。
私も若い頃は色々と、占いに興味を持って学んでもみましたが、飽き性なのか、みんな中途半端で終わりました。それよりも自分の人生は自分で作っていくものだと気づいた時からは、占いに興味を持たなくなりました。それに占いは個々の事です。家族として一つになりたいのに、個々に違う方向を向いてしまうことも出てくるでしょう。
困った時、苦しい時には、何かに頼りたくなります。でも、信じていない占いからは救いの道は生まれてきません。自分に都合の良いことはラッキー!そうでないことは、スルーしていく。それでもいいと思います。
まずは、おんもさんご自身が、占いとはこういうものなのかと理解できた時、今の状況から抜け出せます。不安な状態では、返って不安が増しますので、まだ興味があるのでしたら第三者的な立場で観るのもいいでしょう。
でも、もう充分と思ったら、未練はなくなります。
自分の人生ですからね。
拝読させて頂きました。
姓名判断や画数や生まれた時で人生決まってしまっていたら人生はさぞつまらないものでしょね。そして何の目標も希望も努力もしなくなってしまいます。
自分の人生は決められたものではありません。自分があれこれいろいろな出会いがあったり学んでいき、そして自分で考えて選択して努力して切り開くものですからね。
あなたの人生はあなた自身がこれから決めていくのですからね。
どうか自信持ってあなたの思う道をしっかり惑わされずに歩んでいってくださいね!
質問者からのお礼
まだ、質問して少ししかたってないのに速いご回答、ありがとうございます。あのお釈迦様が、占いに対して否定的だったのはびっくりしました。そして、なんだか安心しました。これからは、自分でいい行いをして、自分で自分の人生を、切り開いて行こうと思います。本当にありがとうございます。そして、私の祖先も、浄土真宗なので、なんか、ご縁を感じました。本当にありがとうございます!
鈴木 海祥様
速いご回答、ありがとうございます。
そうですね。この、質問をさせていただいたあと、いろいろ調べたら、やっぱり同じ画数、同じ生年月日でも、皆全然違うし、あてにならないなあと思いました。そして、鈴木様の、おかげで自分のこと客観的に見ることができました。感謝です。本当にありがとうございます!
一向寺のお坊様
ご拝読、ご回答、本当にありがとうございます。
そうですよね、名前や生年月日で人生が決まっるのだったら、努力なんかいらないし、する意味もないし、名前で人生を決められるのであれば、誰も苦労しないですよね。なんか、背中を押していただいて、元気が出ました。ありがとうございます!