実母、実姉への想いについて
ご意見を頂けたらとても有難いと思います。
18年前、自分の実母と実姉を同じ年の1ヶ月違いで病気に勝てずに相次ぐ形で失いました。
周りは「もう○年」とよく言いますが、どんなに年月が経とうと私には「まだ○年」です。
亡くした数年は本当にこれでもかと泣きました。
二人を失った喪失感で心も身体も壊れました。
ここ数年涙を流すことなく生活出来ていたのに、また最近になって、二人を想い涙することが増えてきました。
そして母、姉の夢を見て目覚めたこともあります。
夢の中では普通の生活の中で二人が会話をして笑ってました。
何か私に伝えたいことがあるのでしょうか?
夢を見て目覚めて、やはり涙が止まりませんでした。
どうぞ意味を教えて頂けたらと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
夢は夢
夢に意味を持たせる必要はありません。思いだして涙することがあってもいいでしょう。しかし、生前と今を比較して悲しくなるのは、卒業しなければなりません。
残されたものの修行です。ここで言う修行とは苦しみ耐え忍ぶことではありません。乗り越えることでもありません。
今の事実をありのままに受け入れている自分に気づくことです。
今の様子の中にお母さまお姉さまがいないという様子はありません。
パソコンを見ても、ご飯を食べていても、テレビを見ていても、仕事をしていても意識せずに生活できている事実があります。事実には、あったものがなくなったという様子がなく、今のありのままがあるだけなんです。
その事実に目を向け、今に参じて生きていることが修行なんです。
時に涙を流すことがあったらそれは供養になります。しかし、いつまでも引きずっていては救われません。お母さまお姉さまは悲しむばかり。あなたの中にはお母さまお姉さまと同じDNAがある。共に生きている。
意識しなくても一緒に生きている。安心していいのです。
質問者からのお礼
ご回答アドバイスありがとうございました。
自分のこれからの心もちが少し見えた気がいたします。
『夢は夢』
母と姉を思い続けます。なるべく明るい気持ちで。
本当にありがとうございました。