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喪中期間の引っ越し

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4週間前に父が亡くなりました。

9月になったら、旅行に行ったり、今住んでる場所とは違う場所で仕事を見つけて引っ越そうと計画を立てていました。

父の葬儀は浄土真宗でやりました。
ネットで調べてみると浄土真宗には、喪中がないようなのですが、、、本当でしょうか。

引っ越しが既に決まっているわけではなく、引っ越そうかなと考えてました。

喪中の期間に引っ越すのは、控えた方がいいのでしょうか??


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

引っ越しと喪中は関係がない

yuさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。

yuさんは4週間前にお父さまが亡くなられたのですね。
ご愁傷さまです。お悔やみ申し上げます。

さて、宗派を問わず喪中と引っ越しには関係はありません。
なぜなら引っ越しは慶事ではないからです。

喪中は故人のことを偲び、故人の恩に感謝をする期間をいいます。
故人のことを思い起こすことに差し支えなければ、たいていのことはなさっても問題はありません。

旅行に行っても、引っ越しをしても、いつまでもお父さまのことを偲び日々をお過ごしください。

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徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の月例法話の他に、地域の出張法話の依頼もあります。 出張法話で寺のある地域の特産品「梨」を紹介するので、「梨のおじゅっさん」として有名になりました。 ホームページ http://houwa-kanonji.com/

忌中の引っ越しは全く問題ない

当方浄土宗ですが、浄土真宗は門徒忌知らずといって、俗習にとらわれないところが、
あると聞いております。法然上人にも百四十五箇条問答の中に忌日に神社に参っても良いかと
いうのがあり、法然上人は問題ないとおっしゃっておられます。

そもそも服喪とは、亡くなった後一定期間慶事に参加しないことを言います。喪中の引っ越しは
全く問題ないですね。

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個別相談可能
浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

喪中というのは宗教が定めているわけではなく習慣・習俗です

近親者が亡くなった場合に、一定の期間、死を悼み、身を慎むという「忌服」と「服喪」と言って 古くは、門戸を閉じ、酒肉を断ち、嫁とりなど慶事を行わずtrueおいうような生活を慎むことが現代では部分的に形式的に受け継れているのです。
昔法律(太政官布告)で決まっていた時代では、その期間も続柄で異なり父母 忌50日 服13カ月、 妻なら 20日 90日 というように期間も異なっていました。
ただ、引っ越しは特に問題ありません。最近では相続の問題ですぐ自実家を処分し同居者だった方が転居とか納税のために実家を売却するというケースは多々あります。
引っ越しそのものは宗教上は問題ありませんが、死後の役所関係の手続きや、お父様関係の郵便物から相続人が手続しないものの判断などがあるので、転居による不都合も当然に生じますので、いろいろ考えて判断されるのがよろしいと思います
合掌

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浄土真宗本願寺派 布教使 65歳 私はお寺に住んでいません。横浜市在住。 所属寺院法務・近隣寺院のお手伝いと法話会等の講師としてお話に行くのがメインです。 僧侶は職業ではなく生き様です。 妻は一人だけ(看護師)、 娘三人 長女(既婚別居・看護師)、     次女(既婚別居・保育士)、     三女(既婚別居・介護福祉士)

質問者からのお礼

皆さま、僕の質問に回答をしていただき、ありがとうございます。
お礼のコメントが遅くなってしまい、申し訳ありません。
気になっていとことがわかりました。
本当にありがとうございました。

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