幼いころ強く劣等感を感じた経験以来、
極力「劣等感を感じてしまいそうな状況」を
避けるようにしてきたため、その対処がとても苦手です。
ですが、生きていく上で劣等感と向き合わなければいけない、
それを感じることを避けられない状況というのは多々あり、
そのたび酷く気を病んでしまいます。
同時に、おそらく劣等感と密接に関係していると思われる、
自己評価・自己肯定感の低さもどうにかしたいです。
よろしくおねがいします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたを一番苦しめているのは相手でも過去でもありません。
相手と比べて自分を低く思いのペイントでケガしているあなたの思いの行為です。
過去を思い出して、思いペンキでどす黒く塗っているあなたの思いの行為です。
知らずしらずに「思い方」を悪く扱っているのです。
手打ちのやわらかいそばは茹でている時箸で突けば突くほどぼろぼろになります。
あなたの心の鍋に浮かんできた思いのそばをつんつんしないで過ごしてみてください。
ただ思いがプカリと浮かんできただけで、傷つかなくなります。
自分で自分をイジメていたんだと気づいたら坐禅会にお越しください。
自分の中で起こっている思いの発生をよーく見極めて、自分の思いに苦しめられないコツが会得されます。
あなたの人生は今後も続きます。
自分の心とは一生の付き合い。
影の如く付き従います。
劣等感、自己肯定感、自己評価。全部忘れなサイ。
そんな言葉を埋めていってもダメ。
自分が自分をダイレクトにしれば言葉で塗りたくる以前の自分になる。
自分を肯定否定する以前の自分になる。評価以前のまっさらな自分になる。
自分を高く評価せよ、肯定しろ、劣等意識を持つなで治る人なんていません。
そうだな、と思ったら当山の坐禅会で自分の思いの正体を見極めてください。
サクラが咲いたよ埼玉県 黄色い電車の西武新宿線 特急コエドが止まる狭山市駅からたったの5分。タクシーで。(タクシーかい)
丹下 覚元様
回答ありがとうございます。
確かに言われてみれば、いつも気に病んでしまうのは自分で自分を責めた結果のことでした。
自分を責めることは、心のリストカットみたいだなと感じたことがあります。
坐禅会なんてものがあるのですね。ご案内ありがとうございます、検討してみたいと思います。