この夢はどう解釈するべきですか
先日、いとこが生まれました。
私の母の弟さん、私からすれば叔父さまのお子様です。
それ自体はとても喜ばしいことです。
でも、どうも調子が思わしくないそうで、母子ともにずっと入院したままでした。
その折、変な夢を見ました。
私の母には不思議な力があって、もともと母方がそういった家系だったので夢見もさることながら、人の寿命をあて、霊視をすることができる人なのです。
夢の中で、その母と私のもとに、叔父さまが相談にやってくるというものでした。
やってきた叔父さまの足跡代わりに、ころころと拳ほどの大きさのどんぐりがくるくると現れてくるのです。
(見た目はどんぐりを大きくした形でした。なのでどんぐりと思ったのでしょう)
夢の中で叔父さまが「娘と嫁の調子が良くない」という話をするのです。
それをぼんやり聞きながら、何故か叔父さまの家の寝室の部屋隅に、見えているそのどんぐりが現れるのが見えました。
相談を受けながら、夢の中で母が「"おぐの実"が出てる!危ない!急いでお寺か神社へ!」と慌てていました。
言われた”おぐの実”は、どんぐりのことのようでした。
目が覚めたあとそれを母に伝え、母から叔父さまへ伝えてもらいました。
その後退院した奥様とお子様とを連れ、近くの神社までお参りに言ったそうですが、そこでお祓いをしてくれた神主さんが「親へいし(斃死)子へいし(斃死)に罹っていた。斃死祓いをしておく」と言って念入りにお祓いをして、お守りをくれたそうです。
岡山では「親へいし子へいし」という概念病(霊的なささわり)があるのですが、この夢はそれを暗示していたのでしょうか?
どうしても夢の中に出てきた「おぐの実」が分かりません。
母方の家の夢解きでは、夢にどんぐりが出てくることが危険(人死にに関わる)の現れなのだそうです。
私が今まで見てきた夢視は「亡くなった人からの頼み事」ぐらいでした。
(水がないから喉が渇く、花が供えられてなくて寂しい、などです。)
これは親類の危機を、たまたま私が教えてもらっただけなのでしょうか。
それとも夢視の力が強くなったのでしょうか。
そしてあの「おぐの実」はなんだったのでしょうか。
今でも時々不安になります。
この夢はどう解釈するべきなのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
夢は夢なりと心得るべし
現実でないものを相手にすることが迷いの始まりである。
いま目前を肉眼で見た時、そこに無いものを作りだしているとすればそれは想念である。
寝てみる夢は現実と多少関わりがあるとは言えど、所詮は夢。
今の眼の前の現実こそ、寝てみた夢にうつつを抜かしているうちに夢の如くに過ぎてゆく。
そうして年をとっていくよりは、今を懸命に生きるほうが良いです。
想像の世界、想念の世界に重きを置き過ぎていると感じませんか。
本当の現実は、あなたが想念に旅立っている時にも目の前に流れている川です。その川は、一度流れたらもう取り返しがつかない真実不虚の一大事実です。
寝ぼけてはいけない。
目を覚まされた方が良いでしょう。夢の出来事に意味づけなど百人いれば百通りの解釈。
事実は一つ。
解釈は無限。
事実は現実。
解釈は想像。
事実は悟り。
想像は迷い。
あなたが生きているのは事実。
あまり思いの世界に旅立たない方が不安が消え去り、実りある人生を送れると思います。
不安は想念の世界から引き起こされている訳ですから。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
普段意味のない夢しか見ないので、不意に意味の通る夢を見ると困ります。
いつも通り気にしないようにします。
ありがとうございます!